幻の怪蛇バチヘビ

幻の怪蛇バチヘビ

作者の漫画家矢口高雄と矢口プロ・スタッフが、秋田県南部ではバチヘビと呼ばれているUMA(未確認生物)、幻の怪蛇ツチノコを探索する姿を描く。当時、この作品をきっかけにツチノコブームが起こった。1974年(昭和49年)第5回講談社出版文化賞(児童まんが部門)を『釣りキチ三平』と共に受賞。

正式名称
幻の怪蛇バチヘビ
ふりがな
まぼろしのかいじゃばちへび
作者
ジャンル
自伝・伝記
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

漫画家矢口高雄は郷里・秋田県の同級生加瀬谷正治から、かつて二人でヤマメ釣りをしていた時、目撃した奇妙な姿をした怪蛇バチヘビが再び出たとの手紙に、矢口プロ・スタッフを連れて、小学校教頭沓沢熊吉率いるバチヘビ探索隊に加わる。

登場人物・キャラクター

矢口 高雄 (やぐち たかお)

少年マガジンに『釣りキチ三平』を連載中の漫画家。郷里・秋田県の同級生加瀬谷正治から、かつて二人で目撃した怪蛇バチヘビが再び出たとの手紙に、矢口プロ・スタッフを連れてバチヘビ探索隊に加わる。実在の漫画家、矢口高雄がモデル。

富田 茂 (とみた しげる)

横浜生まれの20才。漫画家矢口高雄の矢口プロのスタッフ。クモが大の苦手。

早瀬 淳 (はやせ じゅん)

横浜生まれの20才。漫画家矢口高雄の矢口プロのスタッフ。

新田 信吾 (にった しんご)

川崎生まれ19才。漫画家矢口高雄の矢口プロのスタッフ。時々占いをする。

長尾 朋寿 (ながお ともひさ)

福岡生まれ20才。漫画家矢口高雄の矢口プロのスタッフ。

加瀬谷 正治 (かせや しょうじ)

漫画家矢口高雄の郷里・秋田県の同級生であり親友。かつて矢口高雄とバチヘビを目撃し、その究明にあたっている。

沓沢 熊吉 (くつざわ くまきち)

小学校教頭でバチヘビ捕獲に執念を燃やす。

バチヘビ

漫画家矢口高雄が郷里・秋田県で同級生加瀬谷正治と目撃した謎の蛇。体長約50センチ、胴の太さがビール瓶ほどあるが頭と尻尾は細い。

Y記者 (わいきしゃ)

「少年マガジン」の記者で漫画家矢口高雄の矢口プロ担当。連載作『釣りキチ三平』を放り出してバチヘビ捜索している矢口高雄を追いかけて秋田に来る。

(じん)

バチヘビの目撃者。炭焼きをしているときに煙に燻りだされたバチへビを目撃する。

(やす)

バチヘビの目撃者。飼っている猟犬がバチヘビに噛まれて死ぬ。

SHARE
EC
Amazon
logo