Keyの元看板ライターがしこしことオリジナルの脚本を描き、それを伊澄さんが時間をかけてマンガにする物語。
なので、AIRやCLANNAD全盛期(2001-2004年)に直撃した人と、そうでない人では受け取り方にすさまじい違いがあると思われます。
21世紀 - 911テロまでにあったような、「これからは技術と工夫が人間を善く、優しくしていくだろう」という世界観がベースです。
それを思い出せない方は帰った帰った。
……で、読んでいくと。
ヒビキ(主人公) = がんばるだけで評価され、かつ間違った方向に行かない理想のだーまえ
ほかのキャラクター = 苦労し代償を払いつつなんとか生きている現実のだーまえ、の分身 (しかも複数……)
と、フロイトを3日読んだ私ですら推測できるわかりやすさ。
キャラクターの苦労ぶりに妙なリアリティがあるのは、その分原作者のマホウの代償が使われているのでしょう。
やはり、ファンとしてはこんな人に生き続けて,作り続けてほしいんです。

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ヒビキのマホウ (5) (角川コミックス・エース) コミック – 2017/2/25
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優しく、そして切ない人と人とをつなぐ「マホウ」の物語――
代償と引き換えに奇跡を起こす「マホウ」を研究する学院で、教師として働く少女・ヒビキ。マホウを使えない彼女が描くのは、優しさに満ちた日常。麻枝准と依澄れい、二人の才能が綴る感動がここに!
代償と引き換えに奇跡を起こす「マホウ」を研究する学院で、教師として働く少女・ヒビキ。マホウを使えない彼女が描くのは、優しさに満ちた日常。麻枝准と依澄れい、二人の才能が綴る感動がここに!
- 本の長さ164ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/2/25
- 寸法12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- ISBN-104041052270
- ISBN-13978-4041052273
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/2/25)
- 発売日 : 2017/2/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 164ページ
- ISBN-10 : 4041052270
- ISBN-13 : 978-4041052273
- 寸法 : 12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 70,382位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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漫画家、イラストレーター。代表作「.hack 黄昏の腕輪伝説」「ヒビキのマホウ」「純喫茶カメリアのみどりさん」「ドラッグストア店員さっちゃんの日常」
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
41グローバルレーティング
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ85%7%8%0%0%85%
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評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2017年3月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2017年2月24日に日本でレビュー済みついに完結、最終第6巻同時発売!
ということで早速5巻のレビューからです。
前巻から2年が経ちました、長いようで短かったですね・・・。
内容
・「想いのマホウ」前編中編後編
・「ぼくたちのマホウ」(描き下ろし)
・「わたしがあなたにあげるもの」
の計3本です。
最初のお話は主にアヒトが主人公のお話です。
以前にアヒトが “癒せない” “救えなかった” という後悔を払拭する内容です。
過去に亡くしてしまった想い人と似た女の子(セツナ)に振り回されつつもアヒトは癒しのマホウを使い救っていく。
癒しのマホウを使うだけ代償としてアヒトの身体は蝕まれていく────
そんな中、セツナはアヒトに恋心を抱き
「癒しのマホウをわたしだけに使うと誓って」
と言い出します。
悩むアヒトにミサキからの「学院内マホウ暴走事故でヒビキが瀕死の重体」という知らせが届く。
ここでアヒトは過去、自分は想い人を救えなかった。どうせ俺が行っても助からないとふてくされてしまう。
ミサキの流す一滴の涙を見たアヒト
誰かのために流す涙だ
俺のために泣いてくれたひと
「わたしはわたしにできること、諦めたくはないんです。」
その言葉を思い出したアヒトの取った行動がとても良かったですね・・・
以前ヒビキがアヒトを無意識に救ったことが巡り巡ってかえってきてるのもとても良かったです。
アヒトも吹っ切れ結果的にヒビキもアヒトも無事でした。
死の瀬戸際に訪れる時間
その合間にシロツキを登場させるとは思いませんでした。
この時点で号泣です・・・
ヒビキの無事だった姿の絵の1ページはとても綺麗な絵でした。
ヒビキから渡す「ありがとう」の言葉はこれからもアヒトを支え続けると思うとじんわりきてしまいますね・・・
外伝について。
・ぼくたちのマホウ
はシロツキとまだ子供だった頃のお話です。
アスマの将来の目標ができる大事なお話ではないでしょうか。
このお話は描き下ろしな為 深くは書かないようにしますので是非手に取ってお読みいただけたらと。
最後に外伝
・わたしがあなたにあげるもの
これはシロツキと別れた後のユイ視点のお話です。
亡くしてしまったシロツキを忘れよう忘れようと思うユイ。
どうしようか悩み悩んでいた所に一人の老婆
行くアテもなくシロツキの家の跡地に赴くユイ
ここでまたグスクの登場です
グスクに案内され着いて行った先の一面のお花畑
生前シロツキがユイに言った
「マホウツカイになったらお花畑を作ってあげる」
という約束のシーンです。
外伝で登場人物のお話を深く掘り下げてくれるのはとても良いですね・・・
だんだんとパズルを埋めていく感覚です。
とても長くなってしまいましたが書ききれない程の良さがありました。
良さというか温かみ??でしょうか・・・
ヒビキのマホウには1話1話に温かみがあるのがとても好きです。
次巻、6巻で最後のお話です。
続きのお話を読んできます。。
- 2017年5月19日に日本でレビュー済み忙しくてなかなか読めなかったのですがようやく読みました。
時間が経ちましたが、これまでの雰囲気を崩さず期待通り、ある意味では単調な印象も受けますが、それが最終巻の感動につながるわけですね…