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いに怪することなく、獣じつしたひび(1) (ヤングマガジンコミックス) コミック – 2016/9/20

5つ星のうち4.3 5個の評価

カレシよりガメラ! ラインよりラドン!! カイジュ―系日常マンガ誕生だ、ガオーっ! 怪獣のことで頭がいっぱいの倉田さんと彼氏のことで頭がいっぱいの北川さん。相容れないはずのクラスメイト2人が送るほのぼのでガオガオな毎日!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2016/9/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/9/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063828573
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063828573
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 5個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2020年7月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    「面白い」といっても膝を叩いたり、手を打ち鳴らして「ギャハハ~」ってな作品ではありません。とぼけた女子高生の妄想怪獣世界に”どっぷり”浸かるとイヤな事があった日でも「まっ。いっか~」てな具合にココアを飲んで1日を終わらせる事が出来ます。怪獣好きには「そうそう」とおもったり、逆に「そうか~?」突っ込んだりと楽しむ事が出来ますし、「怪獣?コドモじゃあるまいし!プンプン」なんて人には女子高生が怪獣世界にいざなってくれます。女子高生ですよ!多少、アレでも我慢して下さい。ガメラ?イイじゃん。へドラ?ビオランテ?もう一回、観ようかナ(あっ、やっぱビオランテはつまんなかったワ)。なんて気持ちにさせてくれます。やがて、学校や会社帰りに電車の窓から空を眺めて”ガメラ”や”モスラ”を探している自分を発見できます(夜はギャオス?コイツは目を合わせないで下さい。喰われますから)。でもって内容とかストーリーとかに文句をつけちゃダメです。だって怪獣に女子高生ですよ。ありがたく怪獣世界に首までハマって下さい。もう一人のJK?2巻に続く!買うべし。
  • 2016年9月20日に日本でレビュー済み
    関東某所の女子高に通う、ふたりの女子高生、北川さんと倉田さんは、同じクラスで、席が前後しているが、唯の一度も会話したことはない。
    北川さんは彼氏から直前になってデートの約束を反故にされ、激怒している。
    そんな北川さんを他所に、倉田さんは本を読んでいる。
    本の内容は「怪獣大図鑑」で、ガメラ、ギロン、バイラス、ジグラ、レギオンの雄姿に心ときめかせ、
    「この本…買って良かった!」
    と歓びに打ち震えている。

    倉田さんの思考パターンは少し風変わりで、北川さんの携帯のストラップの亀のアクセサリーと、怪獣大図鑑のガメラとを比較し、
    「やっぱり…しょせん子供だましだね…」「ガメラの造形美と比べるまでもないよ…」「見習えばいいのに…」「ガメラのデザイン」
    と心の中で思い、ひとり悦に入っている。

    この「ひとり」と言うのが本作品のキーワードであって、北川さんは、その素行と激しい気性からクラスで孤立していて、
    一方、倉田さんは現実の事象を、可能な限り特撮映画と結び付けようとしている。

    例えば教室の窓から見える街並みを「ミニチュアみたい」と思い、次の瞬間、ガメラが校庭に出現し、校舎に向かって紅蓮の炎を吐く。
    例えば台風が接近して、授業が中断され、帰宅するよう教師から指示があると、倉田さんは校庭に雨合羽を着用して暴風雨と向き合い、
    「ラドンのソニックブームはこのくらいかな…」「いや…こんなもんじゃない…」
    と心の中で思い、暴風雨のなか、「本物のラドン」のように舞い踊り始める有様。
    「孤独」を軽く通り越して、「狂気」の領域に達している。
    これではどうあっても「ひとり」にならざるを得ない。

    しかし、付き合ってきた彼氏が実は、妻帯者であり、自分が「遊び相手」に過ぎなかったと知った北川さんが、
    これまでの人生の中で最も「はらわた」が煮えくり返っているとき、偶然、倉田さんの「狂気のラドンの舞」を目撃し、思わず笑いがこぼれ、
    いけしゃあしゃあと北川さんを迎えにきた彼氏の携帯をひったくり、彼氏の奥さんに電話をかけ、
    「あ、奥さーん?」「浮気相手の女子高生ですケドー」
    とぶちかます場面で、決して交わるはずのない、「ふたつの孤独の魂」が交錯する。
    しかしそれは、北川さんから、倉田さんに対する一方的な想いであり、不完全な交流でしかない。

    だが、北川さんの昔の仲間が、倉田さんに因縁を吹っかけてきたとき、北川さんが激しい剣幕でかつての仲間を追い払い、
    「どーせ一人じゃあいつら」「なんっっっにもできねえんだから」
    と倉田さんに話しかけてきて、倉田さんの「真心」が初めて作動する。
    「ガメラはずっと一人で戦ってきた…」「氷漬けにされようとも…」「串刺しにされようとも」「どんなにボロボロになろうとも…」
    「いつでもたった一人で立ち向かう」「その姿勢!!」
    「あ、そっか、「この人」(北川さん)も…」
    ここで、北川さんの横顔と、吠えるガメラの横顔とが二重写しとなる演出の妙!
    同時に倉田さんの意識に初めて「他者」の介入を許した場面でもあり、非常に感慨深く読んだ。

    ふたりの映画の好みも、なかなか面白い。
    倉田さんのガメラ・ゴジラ・モスラ怪獣大進撃映画好きは当然としても、
    北川さんの映画の好みが余りにも凄くてね…ホラー映画好きも敬遠する程の、
    「もっと、たくさん、つ・な・げ・て・み・た・い。」
    の「例のアレ」シリーズとは…。

    本作品を描いた「野良しごと」氏は2010年に漫画家としてデビューし、連載開始するも、連載雑誌が廃刊となり、
    それ以降は、他の漫画家さんのアシスタントをしながら、色々な編集部に原稿の持ち込みをされていたそうだ。
    しかし、野良氏の「「本物のガメラ」を描きたい!」という絶対に譲れない希望の前に「版権」という名の「壁」が立ち塞がり、加えて、
    ここから先は野良氏の推測なのだが、漫画家としては依然として「新人」であることが、更に希望を叶える際の「壁」となったのではないかと言われている。

    本作品を読んで、その世界観に惚れ込んで、権利関係を全て丸く納めて、こうして単行本が刊行されたのは、
    よい担当編集者との出会いがあったればこそであり、その「一期一会」がなければ、漫画を描くことを止めていただろうと、野良氏は述懐している。

    さて、本書は第1話から第7話までが収録され、各話の鍵となる怪獣は、ガメラ、ヘドラ、ビオランテ、ラドン、ガメラ(再登場)、ゴジラ、モスラとなっている。
    肝心の本書の評価であるが、「人の心の芽生え」「人と人との心の交流」が実に見事に描かれていることを鑑み、5つ星評価する次第である。
    22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2016年11月26日に日本でレビュー済み
    わかるなァ、倉田さん。
    僕も昔ムカシ見てましたよ。市内の小高い山頂にあった、回転式の展望台の下を通る度。屋根に、取り付いたギャオスを…。もうちょっとで半世紀が来ます…。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2016年9月24日に日本でレビュー済み
    怪獣好き女子(というのもおこがましいが)として、書店で見つけて感動、即レジへ。
    うんうんわかる、わかる•••昭和ガメラネタ、わかる•••そうそう•••と共感しきり。
    ゴジラの如し苛烈系女子、北川さんとのやりとりもとても微笑ましく良いです。北川さんのように、ゴジラのように生きたい女性はおそらくけっこう多いのでは。(自分は憧れます)
    作者さんはガメラ派のようですが、シンゴジラ効果で手に取る人もいそう。
    かわいくおもしろいまんがなので、ぜひともどんどん人気になって、今後の怪獣映画界をも元気にしてほしいなと思いました。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2016年9月27日に日本でレビュー済み
    怪獣に興味があった訳ではないのですが、読んでみたらとても面白く、すっかりこの漫画の世界観に魅了されました。
    メインの二人である倉田さんと北川さんの噛み合っているような噛み合っていないような独特の雰囲気、最高です。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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