地球の環境変化のせいで、
「アーコイド」と呼ばれる人間化(というか美少女化)してしまった動物たち。
そんなアーコイドたちが人間社会で生きられるよう、教育をしよう！
という目的で作られた学校での物語。
動物を擬人化するというネタはちょくちょく見ますが、
所々に動物の姿や習性についての豆知識がちりばめられ、
ちょっと華奢な美少女たちの健康的なお色気もあり、
人間時・動物時のタッチも繊細で、
かなり好きな作品だったのですが、この巻で終わりのようです。
1巻の話ですが、「おいしい！」と叫んだ4人が
動物の姿に戻ってしまうのがツボに入りました。
短パンの裾から下着が覗いているのも、こだわりが感じられて良いです。
残念なのが、
アーコイドは30人(匹？)以上登場しているのに
象、サイ、カンガルーなどのメジャーどころを主役に据えた話が出ず、
結局ほとんどモブ扱いで終わってしまったところ(あと特に野生(ワイルド)組)、
主人公ようこがご主人の下へ帰るエピソードまで到達しなかったこと
(多分、もっと長期化していればそういう話もあったはず、という予想ですが)。
作者あとがきでも
「動物にはまだまだ紹介しきれない魅力がある」
とあるように、ネタはまだまだあったはずなので、
ここで終わってしまって残念です。
難しいとは思いますが、連載再開やなにかしらの方法で継続してほしいです。
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