この作品の大ファンです。
先日、作者様及び週刊少年マガジン様のTwitterにて、最終回を迎えたというツイートがされており、コミックスも次の巻で最終巻になるそうです。
その片鱗というか、祭りが終わってしまうような寂しさが、今巻ではどことなく漂っています。
何かに踏ん切りを付けることって、程度にもよりますが、物凄く勇気がいると思います。
特に、小早川達みたいな高校生くらいの多感な年齢だと、尚更強く感じてしまうのではないでしょうか。
作品内のキャラクター達は思えば最初から、そういった踏ん切りを付けられないモヤモヤした何かを抱えていました。
それを小早川が解決したり、逆に解決されたりと、そうやって成長していく様を見ることが出来ました。
しかし、中には解決というより、先延ばしにした問題もあったのも事実です。
もちろん、先延ばしにしたことは、その時はそれが最善だったと思います。
そうでなきゃ、高橋は藤本やめぐみと楽しい部活を過ごせなかったと思いますし、西村と鍔生は時間を置くことでお互いの抱えた想いをぶつけることが出来たんだと思います。
何かに踏ん切りを付ける時、人は何を考えるのか、なんてことは十人十色の千差万別ですが、少なくともそのヒントがある作品であると、僕は思います。
みんなが、祭りの後みたいな寂しさを見せているのに、でも確かにみんな成長していて、すっごく輝いて見えました。
今までのどの巻より、最も儚さが溢れるキレイな12巻でした。
読んで損はないマンガって、こういう作品をいうんだと思います。
是非、読んでみてください!