先日モアイの連載が大きな局面を迎えたので久しぶりに一巻から通読しました。
一ノ瀬氏、最初は今よりおしゃクソロハスな面が強調されてますよね。
その後タマ子とこのような大純愛劇を繰り広げることになるとは思ってもみなかったです。タマ子も相変わらずメシマズながら進歩していってるし。
切れ味鋭いギャグと毒で勢いよく前に進んでいく当初のスタイルに加えて、キャラの変化によってどんどん世界観に厚みができているなあと改めて感じました。
アメリカのクールの長いドラマなんかみてると成長するキャラに感情移入して一緒に泣いたり笑ったり恋を応援したりするほうなんですけど、その時の心の盛り上がりに近いものを感じます。
そして、この作品を通じてまずりん先生が漫画家としての才能を開花させていったのをリアタイて見せていただいたのも、とても嬉しい経験でした。
かくいう私も実はOL漫画ってことは二の次で、ジョジョやクイーン（トイレで2時間ウェンブリー完コピでやられました）をはじめ、自分の好きなものをよく取り上げてくれるところでハマったのですが、今ではすっかり三人のファンだし、タマ子の恋にはキュンキュンしてるし、読み手も変化するもんなのですね。
このテンションのギャグマンガをこのペースで描くのは本当に大変だと思いますが、お身体に気をつけて長く続けてほしいなあと思います。
どうぞ末永いどつきあいを。
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