突然訪れたお母様の闘病生活。
ご家族とご親類の皆さん、ご友人、
ご本人とお医者様がお互いに寄り添い、
限界に近い中でなんとか生き続けて
いかれる様子が、可愛らしい絵柄と
素直な作者の人柄で記録されています
お母様の最後までの記録です
ご冥福を心よりお祈り申し上げます
こういった本は、患者ご本人が
描かれている物もありますが
やはり精神面で大きく変動したり
体力が着いて行かなかったりと
闘病の中で描き切るのは難しいものです
逆に他者が描いた場合は、
客観的になりきれていなかったり
感情の描写が強すぎたり、向合うのが辛く
病状や進行具合が解り辛いものになりがちです。
しかしこの作品は、
その時々の素直な気持ちや、回りの状況、
やりとり等状況が解りやすく説明されていて
不謹慎なのかもしれませんが
とても完成度が高いと感じます。
お母様とのやりとりもやがて
ご記憶が薄れていくでしょうが
こうして作品に残されたことで
いつまでも生きている記憶として
残っていくのだろうなと思います。
最後は涙が止まりませんでした。
辛く長い、やさしく温かい記録です
読むことが出来て良かったです

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連載を打ち切られた実家暮らしアラサー漫画家の親が病で倒れるとこうなる(2) (ワイドKC) コミック – 2019/12/16
キダニエル
(著)
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「白血病」に侵されたお母さんの闘病生活を支える、キダニエルと家族たち。ついに、キダニエルはドナーとなることを決意する。その献身によって、お母さんを助けることはできるのか!?
これは、起こり得るけど、絶対起こってほしくない事が起きてしまった、ひとりの漫画家とその家族のお話。
これは、起こり得るけど、絶対起こってほしくない事が起きてしまった、ひとりの漫画家とその家族のお話。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2019/12/16
- 寸法15 x 2 x 21 cm
- ISBN-104065178509
- ISBN-13978-4065178508
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2019/12/16)
- 発売日 : 2019/12/16
- 言語 : 日本語
- コミック : 216ページ
- ISBN-10 : 4065178509
- ISBN-13 : 978-4065178508
- 寸法 : 15 x 2 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 188,253位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2019年12月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入読んで良かったです。
私は医療従事者ですので新しく知る情報は無いですし、
自分が幼少時から家族の入院が多かったので、「そうだよね」「ああ、そうだよね、、」ということばかりなのですが、なぜかその一つ一つが改めて胸に響くのです。
きっと、作者さんとご家族の人柄が良いことと、作者さんが素直な性格で、実際家族が感じること+感じてしまうこと、を逃げずにシンプルに書いていて、だからこそ時々「プッ」と笑ってしまう場面はこちらまで心が穏やかになります。
読後は、悲しい。ただただ悲しい。
人がひとり死ぬっていうのはこういうことだと改めて思う。
そこには、悔しさと寂しさと悲しみしかない。
死んでいった人への感謝と愛があるからこそ。
- 2019年12月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入優しい本でした。ひとつひとつの言葉が、とても心に残りました。
辛い時間の記憶がこうして形になって、人が読んで共有することの意味は、みんな誠実に生きているということの確認のような気がして、とても静かに感謝する気持ちになりました。
読んでよかったです。
- 2019年12月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入素晴らしい作品、ありがとうございます。紙媒体になるのを待ってました!
- 2020年11月15日に日本でレビュー済み自分の親のことを思い出して泣いてしまった。
病気の発覚、通院の日々、悪化していく病状……。
もちろん細部は違うけれど、病気が進行していくにつれて変化していく本人と家族の心なんか、
モロに身に覚えがあって、読んでいる最中に苦しくなってしまったほど。
ラインで訳のわからないメッセージが届くのとか、まさにうちでもあって、ビックリした。
こういうのって安心できるんだ。
「こういう思いをしている人は自分だけじゃない」と思えるから。
病気ってどうしても孤独になりやすいから、マンガでも、共感できるのって大事なのだ。
だから、難病で闘病している人やその家族の人にはぜひ読んでほしい。
きっと救われる部分があるはず。
これからいつか訪れるであろう人生のシーンを予習できるから、
家族全員元気です!みたいな人も読めばいいと思う。
登場人物は人間ではなくて、デフォルトされた謎の生物(?)の形で描かれているのだが、
そのおかげで深刻なテーマにも関わらず読みやすいからオススメだ。
それにしても、ラストページのメッセージには、泣かされた。
もう号泣。人生って切ないなぁ。
- 2019年12月17日に日本でレビュー済み母親の病状が進行し、母親のドナーに誰がなるのかなど、支える側の家族の視点がよく分かります。
白血病ではないかもしれないけど、いつか自分の親も体調を悪くするときが来る、そのとき自分はどうするのだろうということを考えさせられました。
作者のお母様は嵐ファンという描写がちょこちょこあるのですが、うちの母親も嵐ファンなので、自分の母親のことのように感じてしまいます。
- 2021年7月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入避けることのできない愛する人の死。家族の絆。親子の愛情。直視したくない現実を直視できるように表現した著者はすごい。読んで涙が止まらなかった。
- 2019年12月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入Twitterでフォローしている漫画家さんのリツイートでこの作品を知り、初期からTwitter 上で拝読していました。
突然降りかかった母の病気、非日常的な事態が否応も無く日常の一部となり戸惑う家族の様子が、シンプルな絵柄で淡々と記録されています。
更新のあるごとに、「退院したんだ」「新しい治療は」、とハラハラしながら読み進めていましたが、先月、ついに最終回となりました。スマホを見つめながら、涙がこぼれました。書籍として出版されると知り、早速注文しました。
シンプルな絵柄と控えめな緑の二色刷りが、重苦しい状況を過重となりすぎぬよう伝えてくれます。
お父さんの言葉が、時々に沁みました。
後戻りも立ち止まることもできない、待ったなしで進行していく現実の記録として、
強くこころを動かされたことを、お伝えしたいと思います。