2巻完結のストーリー構成の美しさ、広告業界のリアリティ、絵の良さ、細部へのこだわりと多彩な表現。
最初は電子版で読んだのだが、本作品は紙書籍で手元に置いておきたいと考え、購入。
漫画ならではの表現や工夫が多く見られ、読むたびに発見があったり感心させられたりする一品。
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ボーダレスネーム 1 (ジャンプコミックス) コミック – 2021/8/4
谷中分室
(著)
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購入オプションとあわせ買い
広告代理店で働く亜生は、「上手くやる」をポリシーに平穏な日々を過ごしている。だが昔捨てたはずの“夢”である「漫画」に仕事で関わることで亜生の夢が動き出し…? アラサー女子が夢に挑戦するワーキングストーリー第1巻!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2021/8/4
- 寸法12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- ISBN-104088827589
- ISBN-13978-4088827582
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2021/8/4)
- 発売日 : 2021/8/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4088827589
- ISBN-13 : 978-4088827582
- 寸法 : 12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 69,143位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
48グローバルレーティング
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評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2021年8月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入大人になると頑張るということをしなくなる。
けれどこの漫画は一歩ずつ前に進もうと思える漫画でした!
自分が投射されてる感じでした!
- 2021年8月29日に日本でレビュー済み主人公は広告代理店でアートディレクターを務めている31歳の女性。小学生の頃は「漫画家になること」を夢見ていたが、母親に「漫画なんかおやめなさい。夢ばかり見ていたらロクな大人になれないわよ」と描いていた漫画を破り捨てられ、「上手くやる」をポリシーに生きてきた。そんな時、彼女の元に漫画雑誌の広告を作る仕事が舞い込んでくる。この案件をきっかけに一度は諦めた夢にまた挑戦する…といった感じの内容。
1. 「上手くやる」がポリシー。
個人的に思ったことは「物事を上手くこなすがそもそも難しい人種もいる」。(私みたいに不器用な奴とか…) 主人公の悩みは贅沢なものに思えた。「上手くやる」が実践できているなら、それだけでも「優秀な主人公」に思える。
2. 夢を追いかけるのに遅すぎることはない。
…と言われても大抵の人は二の足を踏むだろう。子供の頃では気軽にできたことでも、大人になってからできないことなんて結構ザラにある。しかし、主人公は理解した上で一歩踏み込んだ。それだけでも敬意に値する。
3. 「全員に嫌われないモノ」なんてこの世には無い。
職場の上司が主人公に言ったセ言葉だが、本作の中で最も共感できた。主人公が初めて投稿した漫画は良いコメントばかりではなく、悪いコメントもあり、主人公は自信を失いかけたが、こういうシーンをきちんと描写してくれる点がすごくいい。
個人的には「良い作品」だと思う。人によって合う/合わないはあるだろうが、読んでみないと判断できることではだろう。夢を諦めた経験がある方にとっては主人公の行動がきっと眩しく映ると思う。興味があれば、ぜひチェックしてみて欲しい。
- 2021年8月19日に日本でレビュー済み広告代理店で働く31歳の女性・片山津亜生(かたやまづ あお)は、かつてはマンガ家になることを夢見ていたのですが
ある出来事からその夢を諦め、就職してキャリアを重ねるうちに
仕事を“上手くやる”ことを覚え、忙しくも平穏な日々を過ごしていました
そんなある日、マンガ雑誌の50周年の広告の仕事を依頼されたことで、
彼女が“マンガを描くこと”への思いを再燃させる、という物語です
かつて諦めた夢を再び追い始めるという物語ではあるんですが、この作品は主人公の亜生が夢に一直線に邁進するのではなく、仕事を続けながら少しずつマンガを描き始めるという形で物語が進みます。
そのため、彼女が仕事に対して向き合っていく姿と諦めていたマンガに対して再び向き合おうとする姿、異なる2つの熱量の両方を1つの物語の中で描いている作品であり、
今夢を追っている人、仕事を頑張っている人、どちらにも刺さる内容になっています。
この作品はどちらかといえば女性向けの作品として描かれてるように思うのですが、連載されているのが集英社のジャンプ+で、そういう意味ではジャンプ本誌のキーワードである「友情・努力・勝利」をそのまま引き継いで描いている作品のように感じました。
- 2021年8月28日に日本でレビュー済み最近、ものづくりをテーマにしたマンガがとても増えましたが、
(特に漫画家マンガはたくさん。自分の周りのことだから描きやすいのでしょう)
この作品は、アラサーの広告代理店で働く女子が主人公ということもあり、すごく身近で、普通に社会人をやっている人間にも共感できることが多くて素敵です。
天才的な創作センスで無双するわけでもなく、逆に才能の壁にぶち当たって苦悩するわけでもなく、
悩むのは、いまさら挑戦できるのかとか、漫画研究(趣味)に没頭してしまって会社でミスしちゃうとか、部下との人間関係など、社会人なら、わかる!と思ってしまうお悩みばかりで、その中でなんとか漫画を描く努力をしていく主人公を、おもわず応援してしまいます。がんばれ!
- 2021年8月3日に日本でレビュー済みアラサー女子が主人公。毎日の仕事を淡々とこなし、くすぶっていたところに新たな上司が出てきたり、良き支援者となる部下や漫画の編集者が出てきて、今からでも「漫画」に挑戦してみたいと主人公が歩み始めていきます。社会人なので仕事への影響もあって感情が揺すぶられるシーンも多いです。
面白いとは思いますが、派手な展開があるわけでもなく……。ただ、こういう作品が好きな人はいるだろうなとも思います。