VS１２巻、Vは１０巻出てますので通算２２冊目にして勝太編の最終巻です。
当初勝太はデュエマよりもカレーパンが好きで作風もギャグ寄りだったため前回の勝舞編が大分シリアスだったこともあり自分は馴染めませんでしたが強敵と戦っていく内、兄勝舞に負けないくらいの熱さを秘めるようになりついには大切な人のため地球の存亡を賭ける戦いができるようになりました。その勝太が№２を失いドルマゲドンXに魂を売ったバサラとどんな戦いを繰り広げるのか…漫画でありながらテレビアニメに負けない迫力で描かれた最終決戦、必見です！
本編の熱さもさることながら本編後の松本大先生のあとがきが泣けます(';ω;｀)
漫画のデュエルマスターズは一見、あまり絵がうまくなくページ数も勝舞編のころに比べれば減ってあまり苦労してないように見えますが(すいません；)その大先生が如何に苦労して作品を描いていたのか…１０、１１巻の作者コメントでファンの心無い言葉や担当の変更、カードゲームの人気低迷という悲劇に見舞われた大先生がどうやってそこから這い上がったかが書かれているためそれと併用して読んでもらいたいです。
自分も小学生の頃、MTG時代から１８年程この作品を読んでいますが大人になった今だからこそこのあとがきには非常に感情移入して読めました。小学生向けの漫画ではあります小学生の読者以上に大人になった読者に読んで欲しいというのが本音です。
ちなみに付録はトレジャー・マップ。１マナでデッキトップ５枚めくり自然クリーチャーを手札に呼び込める強い呪文です。特別ハムカツ団イラストのプロモであるためそれ目当てでも十分買う価値があります。(でも本編も読んでね)
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