「将来は漫画家になりたいです!」
と、夢見る少年は目を輝かせながら言った。
少年が神として憧れる漫画家は言った。
「あきらめないで描き続ければ絶対漫画家になれるよ!」
その10年後、漫画家を夢見た少年は夢を叶えて漫画家になった。
曽山一寿による「でんぢゃらすじーさん」の誕生である。
単行本コロコロ史上最多巻数、連載年数コロコロ史上最多の30年を記録した沢田ユキオ先生の「スーパーマリオくん」。
打ち切られる事も無く、ただひたすら描き続け、順風満帆に見えた沢田ユキオ先生ですが、心の中では「もっと色んなストーリーやギャグに挑戦しても良かったんじゃないだろうか……?」と常に葛藤していたとの事。
確かに、30年間ただひたすら同じ漫画を描き続けるというのは苦行かもしれない。
恋愛もの、バトルもの、感動もの……
そういう漫画を描きたくなる事ってありそう。
でも、沢田ユキオ先生は他の漫画は描かず「スーパーマリオくん」だけを描き続けた。それが正解だったのかは、誰にも分からないし、そもそも正解は無いのかもしれない。
さて、しんぼ先生が代表作である「つるピカハゲ丸」を連載してから5年……アニメ化、ゲーム化の影響もあり、ピーク時には年収6000万円を越える大ヒット漫画家になっていました。
まだ30代半ばでエネルギッシュだったので、仕事の合間に編集者の計らいで全国各地を飛び回ってサイン会行脚をしていたのが功を奏した模様。
そして今巻では、全国にドッジボールブームを巻き起こした「ドッジ弾平」が登場します。
スーパードッジはドッジボールとハンドボールを融合させたものだったんですね。
このブームに乗っかり、ライバル誌であるコミックボンボンからもドッジボールを題材にした漫画が……!?という所で7巻に続きますが、まず間違いなく「爆風ドッジ」でしょうね……。