著者のカネタケ製菓名義での今のところ商業最終作(2021年時点)。
なかなか世間の『当たり前』に乗れないけれど、しかし本当はそれも一つのパターンではあるような微妙なところにいるもだついた青春の姿。著者一級の言語感覚で繰り広げられるコミュニケーションは、ある界隈の人たちの青春時代の記憶を刺激するだろうし、今もその場で現在進行形でもだついている若者に届けば救いになるだろう。
決して読みやすくはない画風だが、この作風と合間っての独特の世界観なので味と捉えるべきだろう。商業では2作3冊しかない作家だが活動歴の長い作家で画風は実はずっと安定しているとは言える。
こういう作品を5段階で評価するのは難しい。その読みにくさも踏まえても、その独特の世界観に★5をつけるしかない。
この魅力的な登場人物達のもう少し先のところまで読ませて欲しかったし、そこでの展開を期待したがひょっとすればそこに踏み込むと世界観は崩れることになったかも知れない(それは成長ではあるのだろうけれども)。ある程度この先のストーリーは想像できるところまででその楽しみを残してくれたともいえる。この作品のファンは、そういうのが好きな人だろう。
惜しむらくは単行本発売記念の読み切りが収録されていないこと(当然だが)。公開サイトでまだ読めるので未読の方は急いで確認を。
Web媒体で漫画作品の発表の機会は無限に増えているようでありながら、商業ではこういう作風が発表できる場所はどんどん狭まっているようなのが残念だ。いずれまたオリジナルの作品を発表してもらいたいものだと思う。

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ストロベリー・ゴー・ラウンド(少年チャンピオン・コミックス・タップ! ) コミック – 2017/8/8
カネタケ製菓
(著)
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くーやん、戦艦、ぜらちん、二重、新、磯良。ちょっと変わった少年少女たちははしゃいで、悩んで、恋をする。
青春の王道を歩めないのも、きっと青春。
青春の王道を歩めないのも、きっと青春。
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2017/8/8
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- ISBN-104253130925
- ISBN-13978-4253130929
登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2017/8/8)
- 発売日 : 2017/8/8
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4253130925
- ISBN-13 : 978-4253130929
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 612,076位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
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14グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2021年1月23日に日本でレビュー済み
- 2017年8月17日に日本でレビュー済み著者の本は初めて購入しました。おもしろかったです。
メインキャラは理系教科大好きフィボナッチ数列大好きのくーやん、彼女が駅の向かいのホームにいる男子を双眼鏡でのぞき見ている、と言う告白から話がはじまります。強烈に頭悪そうですがそういうわけでもない、友達も含め頭は良いが言動はアホな女子高の生徒が、男女交際やらなにやらでぐるぐるもだえます。思春期のぐるぐる感がよいです。女子校の一本ネジが外れた感じとか、おぼこのふりをして実は一人だけアレなやつとか笑いどころもあるのですが、広くて狭い世界にいる自分に悩みながら、出会いを経て自分を発見するくーやんの成長物語になるとは読み始めた時には想像してませんでした。ぐるぐるとフィボナッチ数列をかけてくーやんの設定に乗せたのも上手です。
力を抜いた絵柄ですが読みやすく好感度高いです。
奥付イラストで未来もちょっとだけ。
- 2019年12月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入はずなのだが、マンガが下手なせいで読んでいてとてもつらい。例えば志村貴子レベルの作家がこのストーリーを描けば伝わってくるものがまったく違っただろう。技巧が伴わないと恥ずかしくなってしまうんだな……という悟りがあった。
描きたいものが作者の中にしっかり形作られているのはわかるので、もっと工夫されて完成された作風に昇華されていくことを祈る。
- 2017年11月1日に日本でレビュー済み待ちに待っていました。他の方のレビューにあるように、恋愛物なのに絵は荒いです。
ですが、それもカネタケさんの醍醐味というか…。カネタケさんの作品はいつもストーリーとキャラの会話の兼ね合いのテンポで魅せられます。
ハマると気持ちいい位です。好みはとても別れる作風かとおもますが、大好きです。
- 2017年9月8日に日本でレビュー済み内容についてはここでどうこう言うつもりは無いが、表紙で期待していた絵は作中でかなりレベルが落ちており正直同人誌レベルだった。
吹き出しの枠の太さだったり、細かいところがいちいち普通の漫画の普通に至っていなくて
作品を読むにあたってそれらが気になってしまい残念だと思った。
内容を読ませたければ、漫画を構成するひとつひとつが文章や絵の邪魔になってはいけないと思う。
絵が下手でももう少し、それこそ表紙のように丁寧に描けるだろうし、細かい配慮についてはどうすれば読みやすいかなんて少し調べれば定型が出てくるはずだ。
この本を購入しようと思うなら、なんとか1ページでもいいから見てみてほしいと思う。
単行本でここまで期待外れだったのは久々で驚いてしまった。残念。
星の数は勿論内容を含めての評価である。