最近歴史物流行、歴女も増えた。
自分が子どもの頃ならば、親は講談本世代で歴史物が好きだったから
それなりの知識もあったのだろうが、
残念ながら歴史談義をする友達にも恵まれずこの年まで来た。
なのに、最近でもこの手の歴史漫画が流行っているのだから
(若い?描き手が出てくるのだから)馬鹿にできない。
京極竜子の生涯をコンパクトかつロマンチックにまとめている。
女性同士のやりとりが、単なる権力の上下関係ではないところが面白い。
女性は女性で目に見えぬ戦いを強いられるものだ。
今の時代では計り知れぬ逞しさで生きる物語は眩しい。
画風は甘めだが、淀君やねねなど中心から一歩離れて、
その生涯を描き、歴史を斜めから見ているのが面白い。

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松の葉文様 ~豊臣秀吉の側室 京極竜子の生涯~: プリンセス・コミックス (プリンセスコミックス) コミック – 2016/9/16
河村 恵利
(著)
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- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社秋田書店
- 発売日2016/9/16
- ISBN-10425327126X
- ISBN-13978-4253271264
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登録情報
- 出版社 : 秋田書店 (2016/9/16)
- 発売日 : 2016/9/16
- 言語 : 日本語
- コミック : 182ページ
- ISBN-10 : 425327126X
- ISBN-13 : 978-4253271264
- Amazon 売れ筋ランキング: - 359,906位コミック
- カスタマーレビュー:
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- 2017年10月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2018年1月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入秀吉が寵愛した松の丸殿、京極竜子の半生を描いた「松の葉文様」、醍醐の花見の杯争いを描いた「天の杯」、そしていつもの江戸時代の浪速のちびすけトリオの「わらわべ薄紅」が収録されています。松の丸殿を主人公にするという試みは初めてではないでしょうか。「松の葉文様」では、竜子が武田元明に輿入れする直前から描かれています。輿入れ早々に武田家が敗北し、それに伴う夫と一緒の人質生活、夫の本能寺の変への連座と自刃、実弟を助けるために秀吉の側室となり、秀吉死後に尼になり、豊臣家の滅亡後までが描かれています。最後にすこしだけ幸せな場面があります。「天の杯」は淀殿との杯争いが秀吉暗殺計画を防ぐためだったというふうに描かれています。珍しくねねが出ています。前田まつも出ているのですが、「かがり火百万石」でのおもかげありません。ともかく、ここでは、ねねも、竜子も淀殿も秀吉のために一致団結しています。
「わらわべ薄紅」はほのぼのとしていいのですが、こういうスペース合わせのためにつめこまずに、かつてのようにわらわべだけで一冊作ってほしいと思います。
- 2018年4月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入茶々やねねが主人公になりやすい中、京極竜子に焦点を当てたお話で、新鮮に感じました。
竜子と茶々が盃を争ったと言われる花見の宴を、こう言いう風に解釈するのもありか、と思わず膝を叩きました。
河村先生の漫画は、やっぱり面白くて好きです。