作者の作品は読み切り1冊とか、かなり古いものから所持して読んでいますが、読んで楽しいと言うより、結構時代時代に辛い社会的側面や偏見差別、人生の苦難等鮮烈な印象に残ります。
今の画力は洗練されていますが、画力と言うより、人物の切り取りが絵で描くと言う意味で「漫画」と言う媒体を極めて表現しきっている作家です。
コミカライズでなく、逆に小説にしたり、アニメ化したりしても、作者の作品を超える鮮烈な印象や、作者が表現したいことへの作品を残すのは極めて難しいとおもいます。
輝夜姫や月の子、それ以前の作品も作者の作風を替えず、全て印象的で、鮮烈で、忘れがたいです。
本作は作者の代表作のひとつですが、本作を好まれる方は作者の他の作品を読了される事をお勧めします。
ただ、本当に鮮烈に印象的なので甘い現実だけを描く作品以外受け付けないとかの方は忌避意識はあるかもしれません。
最近は漫画作品でこう、楽で楽しくて救いが必ずあるが....印象に残らない作品が多くて、新しいこの作者は好き、がなくなって小説に移行しつつありますが、
本作も外れなく面白かったです。