面白く読ませていただきましたが粗も目立つ作品でした。
初期のテーマは心理学や心理分析による相手への共感や理解が鍵、と言うものでしたが
途中から放棄されてろくに使われなくなってしまいます。
マインドエリア、なる心理描写も理解と言うか納得しにくくイマイチでした。
内容も最後が投げっぱなしのような不完全燃焼で打ち切りか?と勘ぐってしまいますね。
一皮むけた主人公が被疑者に銃をチラつかせてイキってるので締め括りとか見ていて残念。
初期~中盤までの主人公は葛藤や成長も見ていて好感が持てていたのですが最後でブチ壊し感。
展開も御都合主義過ぎてなんだかなぁと思いました。
味方が異常に有能なのか敵が異常に無能なのか、伏線など前もって
読者に情報が与えられていない為、終始???な状態でした。
ことにある計画の首謀者は唐突に無能ムーブかましてご退場。
恐らくその計画内容が実行されると作者の手に余るスケールになる為カットしたんでしょうが
だったら最初から「そういう扱い」にすればいいのに初登場時はヤバめな大物感出してるんですよね。
扱いきれなくなって路線変更した結果なんでしょうけどいかにも唐突で無計画な感じでした。
最後にある人物の前日譚が語られて一応その人物形成の過程が明かされるのですがこれも御粗末。
単純に胸糞なだけでなくその話に一体何の意味や意義があるのか不明すぎ。
話の都合の為に無理矢理ひり出した話、感が酷すぎます。
もうちょっと話を練れなかったのかな? ここだけ格段に稚拙な印象。
読んで損のない作品ではあると思います。

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MORTAL LIST モータルリスト(5)(完) (ヤングガンガンコミックス) コミック – 2022/10/25
小見川なまり
(著)
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普遍的な「正義」などない。クライム心理サスペンス、堂々完結ーー。
意志をともにした仲間を失った南郷千景。ただ、それは彼女の心を屈強にする。諦めず前進を続ける千景は石神へと辿り着く。だが、それも用意された事象に過ぎなかった。全ては掌の上。この国の闇を担う者との対峙。「心的領域」は千景に何を見せ、何処へ誘うのか…。千景に最後の選択の時が迫るーー。常軌を逸した心の闇を描くクライム心理サスペンス、最終幕。
意志をともにした仲間を失った南郷千景。ただ、それは彼女の心を屈強にする。諦めず前進を続ける千景は石神へと辿り着く。だが、それも用意された事象に過ぎなかった。全ては掌の上。この国の闇を担う者との対峙。「心的領域」は千景に何を見せ、何処へ誘うのか…。千景に最後の選択の時が迫るーー。常軌を逸した心の闇を描くクライム心理サスペンス、最終幕。
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2022/10/25
- 寸法12.8 x 1.6 x 18.2 cm
- ISBN-104757582188
- ISBN-13978-4757582187
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登録情報
- 出版社 : スクウェア・エニックス (2022/10/25)
- 発売日 : 2022/10/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 200ページ
- ISBN-10 : 4757582188
- ISBN-13 : 978-4757582187
- 寸法 : 12.8 x 1.6 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 168,965位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
20グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2022年10月29日に日本でレビュー済み犯罪心理に長けた女性捜査官が主人公の本作。
最初から最後まで面白くはあった。
ただ、物語のラストに『憲法9条改憲』や『サイロを壊滅させてくれ』とか急に言われても、読者からすれば「はぁ?」となる。最後に前日譚となる読み切りが掲載され、これらについては説明はあった。この作品のサイロがどれだけ外道な組織かもわかった。
作者は読み切りを頭に入れて描いていたのだろうが、単行本から読んでいる読者からすれば意味がわからない。公安を顎で使えることから裏で政府が関わっているのは察せられたが、説明不足。
1巻から掲載すれば随分と見方も変わったし、物語に深みも出たと思う。
まあ一部のあれな人たちは叩くかもしれないが、盛り上がって売り上げはあがったのではないだろうか。
もうひとつ残念なのが絵が変わったこと。
4、5巻の絵は殺伐として、3巻までの絵の方が好みだったな。
上から見下ろすアングルがあるのだが、顎が尖りすぎて下手なのも残念だった。
この漫画を購入した理由のひとつが絵が好きだったので、連載中に絵が変わるのはよくあることだけど残念だった。