『ポラリスは消えない』の最終巻。※ネタバレ注意。
『ポラリス』はこぐま座で最も明るい恒星で『こぐま座α星』(現在の北極星)。北極星は地球から観るとほとんど動かない為、世界各地で【不動の星】と認識されている。だから昔の人は北極星(ポラリス)を目印にして、暗い夜道を進んでいた。(真っ暗な夜道でも明るい光があるから心強く進んでいける)『ポラリス』というアイドルグループ名には『但馬ソラ』の想いが込められていたのだと思いました。
但馬ソラが橘ミズウミに遺したメッセージには続きがあり、「ほとんど動かない」とされるポラリスは実際はゆっくりと動いていて2000年後には別の星があると綴られています。(調べてみたところ、12000年後は『こと座のベガ』が北極星になっているらしい) しかし「その星もまた誰かを照らし続ける道標なのでしょう」と言っています。
『ポラリス』は北極星(誰かの道標)として永遠じゃないけど、『ポラリス』に替わる『新たな星』も夜空を照らす光だよ、というメッセージが込められているんですね。(但馬ソラが橘ミズウミに宛てた、最後の2行のメッセージはグッと来るものがありました) エピローグで少し先の未来が語られていましたが、ミズウミの○○名が『星』を冠する名前になっているところを見ると『ソラとの約束』を守っているのでしょうね。
とても素晴らしい作品でした。(本来はもう少し大きな話にしていく予定だったようですが、十分読み応えがある作品だったと思います) 最後まで読むことが良かったと思います。完結、お疲れ様でした。
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ポラリスは消えない(3)(完) (ガンガンコミックスJOKER) コミック – 2023/5/22
嶋水えけ
(著)
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貴方は私の永遠のアイドル。
「貴方は私の永遠のアイドル」死んだアイドル・但馬ソラを忘れさせないためソラに扮して、芸能界に飛び込んだミズウミ。自分への称賛も、歓声も全部いらない。欲しいのはソラだけ--。燃えるように苛烈な旅路の果てに少女が辿り着いた"永遠"とは--?「好き」を忘れた全ての人に捧ぐ永遠不滅のアイドルジュブナイル、完結!!
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- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社スクウェア・エニックス
- 発売日2023/5/22
- 寸法12.8 x 1.7 x 18.2 cm
- ISBN-104757585799
- ISBN-13978-4757585799
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- 出版社 : スクウェア・エニックス (2023/5/22)
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- 言語 : 日本語
- コミック : 227ページ
- ISBN-10 : 4757585799
- ISBN-13 : 978-4757585799
- 寸法 : 12.8 x 1.7 x 18.2 cm
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2023年6月14日に日本でレビュー済みAmazonで購入もう少し続いて欲しかったなと思いながらも。
- 2023年5月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入本当だとポラリスは消えないはTwitterを見る限り色々構成を考えていたそうです。
1巻2巻も完売していたところが多かったので残念だなぁって思いました。
多分ジャンプラでも通用する物語だと思ったし、出版社を変更することで上手くいくパターンがあるって事もマンガ大賞になった作品にも書いてあったので、やっぱ出版社の問題だねって思います。
後、ネタバレは感想じゃなくて作者の書いたものをコピーしただけで感じたことを想像しているわけではないし、人の楽しみを奪っていることに気付いてほしい。
- 2023年7月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入1,2巻は割と好きで、3巻もそうだったのかーとはなったんですが、漠然としないというか…
- 2023年5月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入なぜミズウミがソラになろうとするのか、なぜソラがアイドルをしていたのか、二人はどのような関係だったのか。これまでの話の中で示唆されていた疑問点や、思いもしていなかったところへの理由付けなどが、過去の二人の出会いの中で明かされて、綺麗に物語が完結した。
どのような物語だったのかについては、あとがきで作者が語られているとおりだった。ぼんやりと持っていたイメージがはっきり言語化されてかなりスッキリした。
綺麗なお話だった