今回の園田は サリンジャーのライ麦畑でつかまえて の主人公のホールデンみたいだった
ホールデンは純粋で 目と耳が聞こえない子と 森の中で暮らしたいと望んだけど 園田も
目が見えなくて自分を純粋に見てくれる女の子と巡り会えた
しかし 彼の罪は消えないし今後も罪を犯す
いろいろ考えてしまう
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外道の歌 8 (ヤングキングコミックス) コミック – 2019/4/22
渡邊 ダイスケ
(著)
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大ヒットコミック「善悪の屑」の第2部!
凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者や遺族が無念を晴らすため「カモメ古書店」を訪れる。
店主カモと相方のトラ、そして家族を殺され犯人の園田を追い奇妙な同居生活を続ける奈々子。
一方殺人編集者・園田の目にとまった人とは!?新章突入!
凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者や遺族が無念を晴らすため「カモメ古書店」を訪れる。
店主カモと相方のトラ、そして家族を殺され犯人の園田を追い奇妙な同居生活を続ける奈々子。
一方殺人編集者・園田の目にとまった人とは!?新章突入!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社少年画報社
- 発売日2019/4/22
- 寸法12.8 x 1.7 x 18.2 cm
- ISBN-104785964235
- ISBN-13978-4785964238
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登録情報
- 出版社 : 少年画報社 (2019/4/22)
- 発売日 : 2019/4/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 208ページ
- ISBN-10 : 4785964235
- ISBN-13 : 978-4785964238
- 寸法 : 12.8 x 1.7 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 24,048位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2019年4月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入巻を増す毎に悪党の描き方が、丁寧になっているように感じます。
今回のターゲットは、思考が身勝手でずる賢く、金儲けしか考えない、クズそのもの。かつての恩人のため、鴨さんは...。
鴨さん&トラさんは、一切の私情を捨てきった復讐屋ではない。だからこそ、外道にはいつも容赦がないですね。今回の復讐劇も、私情が背景にあり、その怒りがターゲットに凄惨な罰を与える。ターゲットには「ざまーみろ」と思う反面、鴨さんの悲しい過去が、鴨さんを動かしていると思うと...。切なくなります。
今回、トラさんは少し出番が少ないですが、彼が出てきたシーンに、なんだかホッとします。鴨さん、案外トラさんを信用してるんだなって事が分かる巻でもありました。
丁寧にページを割いて描いている分、昔よりテンポが遅い感じはしますが...。面白いです。早くも続きを読みたい。
- 2019年5月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入また宗教法人とは…きっついところを描くなと感じた第八巻。
現実の寺院などの経営に関する詳細は知りませんが、身内の不幸の際に戒名に関して『お気持ちだけで…』と言われ非常に困惑し、ネットで調べたり、親類に聞いたり、葬儀場の方に伺ったりしましたが、ぼんやりした相場しか分からず果たして幾ら包めばいいものか悩んだことを記憶しています。
本作に出てくるような悪徳僧侶は実際には存在しないのでしょうが、利益を最大化するシステムとして宗教を活用し、亡き人を弔う気持ちにつけ込むような寺院が本当に出てきてしまうと、長期的には衰退する道しか残されていない気がします。
第八巻と直接関係はありませんが、善悪の屑の映画化が白紙になってしまったのは残念。このような事態に負けずに、これからもヒリヒリするような話を続けてくれることを期待しています。
- 2019年5月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入個人的に園田のキャラ嫌いなので始めの話で「死亡フラグ立ったな…」と思った。
悪役がムダにイイ感情を持ったらフラグやろ…
坊主の話はあんだけゲスエピ出しておいて殺し方が生温いかと。それか確かアレ中世魔女裁判でのリアル拷問にあった方法やし皮肉ってんのかな?あとゲス司法書士か何かも殺しとくベキと思った。アイツ生かしといたらあかんの違うかな。
- 2019年4月23日に日本でレビュー済み今巻のメインは61話からの悪徳僧侶の話ですが、これは・・・作者さんが読み手を試すような話ですね。
この悪徳僧侶は、少し研修を受けただけの欲望にまみれた人物で、檀家を金もうけの道具にしか考えていません。
やり方も巧妙で、読んでいるとムカムカしてくる人物には違いありません。
が、果たしてあんな殺され方をされるほどのことを現時点でやっていたかというと、違う、としか言いようがありません。
物語の途中で「大野」という年配女性が借金を苦に自殺している(ように見える)シーンが描かれますが、
この人がこの悪徳僧侶の被害者だったという描写は見つけられませんでした。
もし被害者だったとしても、今回の場合は戒名代など断ることはでき、他の事でいちゃもんを付けられたとしても、
もちろん裁判だって起こせるし、それで借金生活に陥ったとしたら、被害者側にも落ち度はあるわけです。
今回の話はひょっとしたら、「いかにもむかつく人物」を描いて、関係ない死人のシーンを差し込み、読み手の反応を見るという
作者の実験、もしくは「カモの暴走」を描いているのではないかと感じました。
- 2020年9月10日に日本でレビュー済みAmazonで購入罪と罰のバランスを語ってた筈ですが、人を○したわけでもない、金儲けに走っただけの坊主をあっさりヤッちゃってます。言うまでもなく、お寺さんは金儲けてナンボ。
今までに比べて殺人のハードル下がってるねぇ
- 2019年4月30日に日本でレビュー済み園田の表情の不気味さが際立つと同時に人間味と善意がみられたのが印象的でした。
それとは逆に無表情で言葉数が少ないカモの復習を繰り返すことによって膨らんでいく悪意が感じ取れました。
今回の生臭坊主のような金の亡者は資本主義社会のある意味必要悪で、殺人犯以上に世の中に数多くいると思います。
そのような対象に依頼を受けずに復讐に至ったのは自身の衝動をコントロールできなくなりつつあるのではないかと思いました。
善と悪、対極な存在だったカモと園田。
2人の境界線が曖昧になっていき、善悪とはいったい何なのだろうかと考えさせられる展開に続きが早く読みたくなります。