本書は「萌える数学本」としてベストセラーになっている「数学ガール」を漫画化したもので、「数学ガール 上」の続編です。原作のシーンを適宜切り取って漫画化した感じです。主な感想は「上巻」の方に記しました。この下巻を読んでも、高校時代に同級生(女子)に数学を教えていた時に感じた"甘酸っぱい気持ち"・"胸がキュンと締め付けられるような甘美な思い"が甦ってきました。(もう少し絵が綺麗だったら、という気もしなくもないですが、ストーリーにハマっているとさほど気にならないかな。ただ 小さく薄めの手書き文字が少し見づらいのが難点...) 上下巻ともメディアファクトリーのサイトで少し"試し読み"できますので、ご興味のある方はそちらもチェックしてみて下さい。
本書で扱われてる数学のレベルは上巻よりは高度になっていますね。(母関数を用いたフィボナッチ数列の一般項・素数が無限にあることの証明) 大学受験数学のレベルは超えていますが、もし難しく感じる場合はテトラちゃんに感情移入すれば問題ない?(笑) 「本来の数学の魅力はこういう処にあるんですよ」と気付かせてくれる漫画が生み出されたという偉業に対して★5つを進呈します。本書から「数学ガール」に入って数学に興味を持った読者には原作「数学ガール」「数学ガール/フェルマーの最終定理」をオススメしたいです。数学に"萌え"ること請け合います。
なお「数学ガール」シリーズは"オイラー(Euler)"→"フェルマー(Fermat)"→"ゲーデル(Goedel)"と続きます。(現在、ゲーデルの不完全性定理の話題を扱った第3巻をご執筆中とのこと) これは楽しみですね! o(^-^)o
【追記】第3巻「数学ガール/ゲーデルの不完全性定理」出ました!これまた傑作です!