古代も現代もそこに生きる人間も自然も、変わる事が無い普遍的な世界、というのがこの漫画のテーマになっている、と思うのですが(某米国大統領のそっくりさんが出て来たり・笑)、今回もまた、前回の地震にひきつづき、こんなに遠い過去の話を、古いこと、過ぎ去ったこと、という脚色なしで表現されていて、とても楽しめた一冊でした。
毎回なんとなく、巻ごとの色というのか、特徴があるような気がするのですが、今回は古代ローマの人間社会から離れて、大海原へ。
不思議な動物達、不思議な火、地中海、そして火山。科学的なのか非科学的なのか、何が現実なのか非現実なのか、でも読んでいるとそういうことは、主人公のプリニウスと動揺、区別をつける気持ちにもならなくなってきます。
漫画でも映画でも、古代ローマがテーマの創作は、いつも内容が似た感じになる中で、プリニウスが楽しいのは、それとはまったくちがうローマ時代の見方をしているところにあるからかもしれません。
「これはきっとこういう作品なんだ」と、その特徴を決めつけて読むことのできない、そこが何よりプリニウスという漫画の魅力であり特色なのだと思います。
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プリニウス 5巻: バンチコミックス45プレミアム Kindle版
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謎の風来坊・ラルキウスの冒険譚に好奇心を刺激されたプリニウスは、居ても立ってもいられず、未開の大地・アフリカへの旅を決意。大地震からの復興を急ぐポンペイを後にして、一行は船上の人となる。しかし、嵐に見舞われて地中海は大荒れ。遭遇した不穏な難破船には、正体不明のカラス使いの子供が……。ようやく辿り着いた島では、一行を歓迎するかのごとく、火山が盛大に噴煙を巻き上げる――。いざ新しい冒険の始まりへ、待望の第5巻!
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2017/2/9
- ファイルサイズ152.0 MB
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商品の説明
出版社からのコメント
【プリニウスとは?】
古代ローマの時代を生きた実在の人物。本名、ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(A.D.23~79年)。史上もっとも有名な博物学者。「寛容・進取・博学」と古代ローマの精神を一身に体現する男でもある。その並外れた好奇心で、天文・地理、動植物の生態、絵画・彫刻など、森羅万象を網羅した百科全書『博物誌』を書き遺す。ヨーロッパで『博物誌』は「古典中の古典」として知られ、後世の知識人たちにさまざまな影響を与えた。
【合作について】
コンビ名は、「とりマリ」。大まかな2人の役割は、ヤマザキマリがネームと人物画、とり・みきが背景・仕上げを担当。毎回、ストーリーについて議論しながらネームを起こし、まずはヤマザキマリが人物を中心に描画。それを受けてとり・みきが背景などを描き、往年の特撮映画のように2人の絵を〝合成″して仕上げてゆく――。 これまでも「原作者+漫画家」のコンビは数多く存在したが、「とり・マリ」は珍しい漫画家同士のコンビ。お互いの長所を活かした、まことに贅沢なコラボレーションを楽しむことができる。
古代ローマの時代を生きた実在の人物。本名、ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(A.D.23~79年)。史上もっとも有名な博物学者。「寛容・進取・博学」と古代ローマの精神を一身に体現する男でもある。その並外れた好奇心で、天文・地理、動植物の生態、絵画・彫刻など、森羅万象を網羅した百科全書『博物誌』を書き遺す。ヨーロッパで『博物誌』は「古典中の古典」として知られ、後世の知識人たちにさまざまな影響を与えた。
【合作について】
コンビ名は、「とりマリ」。大まかな2人の役割は、ヤマザキマリがネームと人物画、とり・みきが背景・仕上げを担当。毎回、ストーリーについて議論しながらネームを起こし、まずはヤマザキマリが人物を中心に描画。それを受けてとり・みきが背景などを描き、往年の特撮映画のように2人の絵を〝合成″して仕上げてゆく――。 これまでも「原作者+漫画家」のコンビは数多く存在したが、「とり・マリ」は珍しい漫画家同士のコンビ。お互いの長所を活かした、まことに贅沢なコラボレーションを楽しむことができる。
著者について
ヤマザキマリ
マンガ家。1967年4月20日東京都出身。84年に渡伊、フィレンツェの国立アカデミア美術学院に入学。美術史・油絵を専攻。97年に漫画家としてデビュー。2010年古代ローマを舞台にした漫画「テルマエ・ロマエ」で2010年度漫画大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞、世界8カ国語に翻訳される。著書に『モーレツ! イタリア家族』『ルミとマヤとその周辺』『ジャコモ・フォスカリ』『スティーブ・ジョブズ』など。文筆作品では『リスボン日記』『テルマエ戦記』『望遠ニッポン見聞録』『男性論』など。
とり・みき
マンガ家。1958年2月23日熊本県生まれ。79年「少年チャンピオン新人マンガ賞」応募作の『ぼくの宇宙人』が佳作第一席に入りデビュー。以後ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやシリアスなSF・ホラー物も手がける。94年『DAI-HONYA』、98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。主な作品に『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『石神伝説』『冷食捜査官』『メカ豆腐の逆襲』などがある。マンガ以外に『とり・みきの映画吹替王』『街角のオジギビト』などの研究書も。劇場版アニメ『WXIII機動警察パトレイバー』では脚本も担当。
マンガ家。1967年4月20日東京都出身。84年に渡伊、フィレンツェの国立アカデミア美術学院に入学。美術史・油絵を専攻。97年に漫画家としてデビュー。2010年古代ローマを舞台にした漫画「テルマエ・ロマエ」で2010年度漫画大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞、世界8カ国語に翻訳される。著書に『モーレツ! イタリア家族』『ルミとマヤとその周辺』『ジャコモ・フォスカリ』『スティーブ・ジョブズ』など。文筆作品では『リスボン日記』『テルマエ戦記』『望遠ニッポン見聞録』『男性論』など。
とり・みき
マンガ家。1958年2月23日熊本県生まれ。79年「少年チャンピオン新人マンガ賞」応募作の『ぼくの宇宙人』が佳作第一席に入りデビュー。以後ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやシリアスなSF・ホラー物も手がける。94年『DAI-HONYA』、98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。主な作品に『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『石神伝説』『冷食捜査官』『メカ豆腐の逆襲』などがある。マンガ以外に『とり・みきの映画吹替王』『街角のオジギビト』などの研究書も。劇場版アニメ『WXIII機動警察パトレイバー』では脚本も担当。
登録情報
- ASIN : B01N4TPTKS
- 出版社 : 新潮社 (2017/2/9)
- 発売日 : 2017/2/9
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 152.0 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 194ページ
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
392グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2017年2月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2017年3月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入ありがたい経典を取りに行く三蔵法師とお供たち・・・ではなく、知の欲求に突き動かされるプリニウスと付き従うお供たちの刺激的な旅。
今回は火山と海との対比も見事な旅をぞくぞくするような画力で描いている。ストーリーを追う漫画ではなく、ありがちなキャラクターに萌える漫画ではないのだが、ローマ時代の科学と知性が可視化された展開はページをめくるたびに興奮させてくれる。
新刊が出るたびに一気に読んでしまうが、読み足りなくて悶々としてしまう。
- 2017年3月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入新たな大地を目指して、今度は海を越えて・・・
新しい仲間?も増えて冒険が広がる。
とうとう、テルマエロマエで出てきた例のお守りがプリニウスにも登場。
フェリクス△!!
海ウサギなんて恐ろしい。
- 2020年11月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入プリニウスの為人が、文書の書籍になってたら、読むの辛いし、面白くなかったかなと思います。
漫画で読めるのが嬉しいです。
オヂサンになり、固有名詞は一度の注釈で覚えられないのが難点で、戻るにしても、探すには大変です。
シツコイぐらい、地名やら人名を欄外で説明してもらえると、助かります。
- 2017年2月12日に日本でレビュー済みAmazonで購入今回は新しい旅立ちの話でした。
新登場のキャラクターもストーリーに華を添えて、なかなか面白かったです。
ポッパエアとネロの話がないと歴史が動いている感じがしませんが、プリニウスは適当なことも言いつつ、とても重要な科学的発見をしていました。
きっと地球上のあちこちでちらほら、こういった発見があったのでしょうが、同じ情報を世界中で共有できるまでその科学的解明のスピードは上がらなかったってことなのかなと思いました。
- 2017年2月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入前巻あたりから、水戸黄門的な雰囲気が出てきて読みやすくなった。とりみきの絵も乗っている。ネロから離れ、自由に描けるのが良い結果を生んでいると思う。次巻で陰謀劇に戻るというが、バランスをとって欲しい。
- 2017年2月11日に日本でレビュー済み1巻にくらべて。
地味アンド地味。そんな感じ。ローマ帝国そのものの歴史を伺わせた最初に比べ、どんどんおっさんと若者の地味な旅行記になってしまった5巻。
いや、変な人間が出てきたり、船に乗ったり、火山が噴火してプリニウスがヒャッホーするなどイベントは色々起こっているんだけど、なんというかスペクタクルが足りないというか、物語が小さくなってしまっているというか。
やっぱり多少はローマ中央で暴走を始めるネロの事や宮廷の陰謀とか、そういう大きなところも取り混ぜないと。ちょっと地味すぎる。
まぁ、この巻だけがそうなのかもしれず、続きに期待。
- 2017年2月12日に日本でレビュー済み世界を知りたがった人間は事実を確かめる。
海や火山は謎の宝庫だから、興味は尽きない。
この面白さは比類ない。