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しっぽの声(1) (ビッグコミックス) Kindle版
繁殖業者、生体展示販売、引き取り屋、殺処分…………
ペット流通において、
その命はどのように扱われているのか。
誰かと共に生きたくて、
生まれてきただけのペットが
我々の想像を超える状況に置かれていることがある。
声なき声に、
力を与えるも
殺すも人間。
アニマルシェルターの所長を務める天原士狼と
獣医師の獅子神太一は厳然と立ち向かう――
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2017/12/27
- ファイルサイズ47.4 MB
まとめ買い
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登録情報
- ASIN : B078MFNVW6
- 出版社 : 小学館 (2017/12/27)
- 発売日 : 2017/12/27
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 47.4 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 199ページ
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの漫画について、知識啓発だけでなく読み物としても面白いと評価しています。良書として高く評価されており、ペット業界の闇を扱った作品だと感じています。また、リアルな表現に胸せまるものがあり、中高生以上なら問題ないという声もあります。表紙の黒柴ちゃんが愛おしいとの声があります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの漫画について、知識啓発だけでなく読み物としても面白いと評価しています。ペット業界の闇を扱った作品で、良書だと感じています。社会的な意義があり、命の大切さがわかる本だと考えられています。また、絵が気になっている方もいますが、全体的に満足度が高いようです。特に気持ち悪いものや動物好きな人には特に気にならず読めたという声もあります。一方で、ラストの猫ちゃんのその後が気になるという指摘もありました。
"...時事において動物がおかれる状況などにも触れる。 知識啓発だけでなく読み物としても面白い。 主人公二人を始めとしてキャラが立っており、理想と現実、施術と術後、 パワーと知略の対比やコンビネーションがタッグとして魅力的。..." もっと読む
"...処分や保管問題、悪質ブリーダーの話などを扱った漫画で、この題材自体は色々な人が昔から指摘してきた事なのですが、漫画という非常に理解しやすい、読みやすい形で問題提起しているのが良いです。..." もっと読む
"現実をしっかり知りたいと思います。いい漫画に出会えてよかったです。" もっと読む
"取り上げてるテーマは各話とても興味深く、ページを捲る手が止まらない。 早く続きが読みたい。ペット好きや飼っている人は、手に取った方が良い。" もっと読む
お客様はこの作品について、魅力的な作画とリアルな表現を高く評価しています。表紙の黒柴ちゃんが愛おしいと感じており、命の大切さがわかる本だと述べています。また、コンビネーションがタッグとして魅力的で、理想と現実や施術と術後、パワーと知略の対比やコンビネーションがタッグとして魅力的だと感じているようです。
"...知識啓発だけでなく読み物としても面白い。 主人公二人を始めとしてキャラが立っており、理想と現実、施術と術後、 パワーと知略の対比やコンビネーションがタッグとして魅力的。 また、天原の胡散臭い過去が明かされる過程でストーリーに広がりが出来ている。..." もっと読む
"...それを元に二人の主人公を立てて読者を惹きつけつつ考えさせられるストーリーを生みだした夏緑さん、そして若干癖はあるものの個性的で温かみがあり魅力的な作画をされているちくやまきよしさん、この三人それぞれが実に良い仕事をしているおかげで、ここまで良質な作品に仕上がっているのでしょう。..." もっと読む
"気持ち悪いものなどに免疫ない方ですが、特に気にならず読めました。 中高生以上なら問題ないかと思います。 表紙の黒柴ちゃんが愛おしいです。命の大切さがわかる本です。 ラストの猫ちゃんのその後が気になります。..." もっと読む
"ペットの殺処分にかんする本を読んだことはあったのですが、漫画という形でそのシーンを読むとそのリアルな表現に胸にせまるものがありました。より可愛いもの、めずらしいものを手に入れたいという一時的な感情から軽い気持ちで無責任にペットを購入してしまうこと、そんな感情を利用するようにして拡大するペットブーム。..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年7月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入元ラガーマンで紳士的な熱血漢だが盲目的な動物病院副院長、獅子神太一。
動物のためなら違法上等の経歴不詳の動物シェルター管理人、天原士狼。
凸凹コンピ二人が現代日本のペット、動物が置かれている現実と戦う
家庭はおろか、学校、保健所など様々な場所で発生しうる多頭飼育崩壊、
東京オリンピック、大阪万博の為の都市浄化『殺処分ゼロ』のスローガンの裏側にある
『受け入れを拒む』『自然死をカウントせず放置し死なせる』『譲渡可能な動物に限る』
更には『理由なき殺処分ゼロ』の但し書きなどのカラクリに始まり、
動物虐待、里親詐欺など、法律上『物』として扱われ、
様々な形で人間に消費される動物、ペットの現状をつぶさに描く。
その傍らで、ICチップの義務化、コロナ禍など
時事において動物がおかれる状況などにも触れる。
知識啓発だけでなく読み物としても面白い。
主人公二人を始めとしてキャラが立っており、理想と現実、施術と術後、
パワーと知略の対比やコンビネーションがタッグとして魅力的。
また、天原の胡散臭い過去が明かされる過程でストーリーに広がりが出来ている。
完結済みながら、終わってしまったのがこの上なく残念な作品である。
- 2022年1月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入たまにテレビのドキュメンタリーで多頭飼育崩壊について取材されているのを見る。もちろんとても悲しい気持ちになるけれど、感想としては「どこかの頭のおかしい犯罪者の恐るべき虐待が世の中にはあるんだな」と思っていた。
この漫画ではストーリー仕立てで動物達の置かれた環境について学ぶことができる。お金欲しさに普通の人間が多頭飼育崩壊を起こすこともあるのだと理解した。利害関係のない他人には優しい人間も、お金が絡むと人格が豹変することはよくあること。自分だって貧困に陥って理性的な判断ができなくなってしまったら…もしかしたらお金目当てに動物を"仕入れる”ことを検討してしまうかも知れない。
動物の飼育の難しさ、失敗した時の凄惨さを見るととても怖くなる。
今まではペットショップに動物を見に行くのが好きだったけど、この漫画を読んで考えが変わった。ちょっと過激な考えかも知れないけど「ペットショップでの生体販売は法律で禁止して、免許保有済み・自治体登録済みのブリーダーのみが繁殖可能と言う法律を作り、避妊手術を施してからでないと譲渡不可とする」というルールを作らないと悪質な業者は消えないんじゃないか。と考えるようになった。
一巻を読み終わってから杉本彩さんが作品に協力なさっていたことを後書きで知った。漫画制作を編集長が決意するほどの活動、しかも協力を求められるなんて、よほど強い情熱を持って活動なさっていたのではないかと想像して感動した。
3巻まで無料公開キャンペーンの時に読んだけれど、とても良い内容だったので1〜3巻も含めて全巻お金を支払って購入した。
ぜひいつか地上波でドラマ化して色んな人にこの作品の内容を知ってほしい。もしかしたらペットフード業界からの協賛は取りにくいだろうし、他のスポンサーも話が重すぎて嫌がるかな…?でも是非、多くの人にこの問題について知って考えてほしい。
- 2021年3月20日に日本でレビュー済みAmazonで購入本の内容を全く知らずに、犬の絵が可愛いので購入してしまいましたが、こんなに苦しく、シリアスな内容に、動物への気持ちを新たにしました。真剣に考えなくてはいけない事です!
- 2022年12月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入近年、インスタグラムというSNSの普及や素人が動画をネットに上げて人気者になれるYou Tubeなどが流行り安易にペットを購入して承認欲求の道具にする人が増えつつあります。
芸能人の○○さんが飼ってるからとか都合のいい所だけ切り取った動画だけ見て「私も飼いたい」とかとにかくアホな飼い主が多いです。
これはそんなペット問題を徹底的にリアルな視点から容赦無く描写する作品。
傷ついた子供と保護された子供の友情()とか都合よく救われるハートフルストーリーを期待しないでください。
小金持ちのブリーダー商売によるネグレクト、多頭飼育崩壊での共食い、遺伝子障害を引き起こさせてまで人気の犬種を作り売るペット会社と思考停止して買う客、自己顕示欲の為に珍獣を購入し飼いづらさから外来種を逃げす下劣な犯罪者達。
児童虐待と等しく警察の捜査権限も限られているので扉一枚先の命を助けられない悔しさ。
この漫画には一切の甘さはありません。事実が知りたい人だけ見てください。
- 2018年12月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入アマゾンのkindleで一巻が期間限定で読めるようになっていたので、なんとなく読みだしたところ、一巻の途中まで読んだ段階で通常版のkindle一巻を購入し、結局そのままぐいぐい作品に引き込まれて二巻、三巻も同じ日に購入しました。
ペットショップ業界の闇、保健所の殺処分や保管問題、悪質ブリーダーの話などを扱った漫画で、この題材自体は色々な人が昔から指摘してきた事なのですが、漫画という非常に理解しやすい、読みやすい形で問題提起しているのが良いです。
長年ペット関係の問題を訴えてきた女優の杉本彩さんの原案があり、それを元に二人の主人公を立てて読者を惹きつけつつ考えさせられるストーリーを生みだした夏緑さん、そして若干癖はあるものの個性的で温かみがあり魅力的な作画をされているちくやまきよしさん、この三人それぞれが実に良い仕事をしているおかげで、ここまで良質な作品に仕上がっているのでしょう。
全てのペットショップやブリーダーがこのようなひどい事をしているわけではないでしょうが、資金的に時には動物に優しい対応をできないところもわりとあると思います。そして中にはこの漫画で出てきたような悪質な対応をしているところも。
身もふたもない事を言ってしまえば、ペットだけでなく、牛や豚、鶏などは毎日大量に食品として殺されているわけです。犬や猫は可哀想と思っても、じゃあ牛や豚、鶏はかわいそうじゃないのか、みたいな話はあります。
まぁ、それを言い出したらもう肉は食えなくなってしまうので、私はそういうのは考えずに今日も肉を食べたりしていますが。
この作品が一人でも多くの人の目に触れて、システムや法律の改善、個々人のペットの命に対する考え方が変わり、それで一つでも多くの命が救われる事、そして動物達の境遇が改善される事を願うばかりです。
- 2022年1月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入40年以上数え切れない多くの漫画を読んで来たが、これ程読むのがきつい作品は初めてだ。。
人前では絶対に読めない、1冊読み終えるまでに何度も涙が出るし
全巻大人買いしたものの
噛みしめながら読むのでとてもとても時間がかかる。
こんなに読むのがツラいのに、全ての国民に読んで欲しいと感じる。
そんな作品です。