なんとも深く温かい、本当に「傑作集」でした。
何にでも答えを求めてしまうけど、見つからなくて良いこともあるよね。
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浪漫ティック・雪 水樹和佳子ベスト自選傑作集 (ビームコミックス) Kindle版
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星雲賞受賞、SF浪漫コミックの巨匠・水樹和佳子(代表作『イティハーサ』)が、その豊かなキャリアから自ら精選した珠玉の傑作をセレクト。浪漫の花束、感動の作品集。
※電子版限定のカラー再現ページを収録!
※電子版限定のカラー再現ページを収録!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2018/9/28
- ファイルサイズ189.7 MB
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登録情報
- ASIN : B07H8TX5JD
- 出版社 : KADOKAWA (2018/9/28)
- 発売日 : 2018/9/28
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 189.7 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 393ページ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2018年10月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入384ページもあり、分厚さに驚いたが、表題以外の収録作品は「樹魔」「伝説」「海のほとりの王国で…」「シェラの空間」と既に手元にあるものばかりで、ちょっとがっかり。収録作品名くらい、商品案内に書いておけと言いたくなる。
が、「伝説」の扉絵や、巻末の8点のイラストは初めて見るものだったし、カバー絵も綺麗なので、「浪漫ティック・雪」だけでも、値打ちはあるかなと思えた。
水樹先生が「りぼん」に登場した時、私は既に高校1年生で「りぼん」はそろそろ卒業という時期だったので、もう2年早く出てきてほしかったなと思ったものだった。水樹作品の登場人物は、辛いことや苦しいことがあっても、ぐれたりしないで真面目に生きているが、心に傷を抱えていてもうひとつ幸せでないというケースが多く、そこに惹かれたのである。
「浪漫ティック・雪」の主人公の遥香もそうで、高校1年の冬に、詩の才能を尊敬する詩人の先生から認められ、先生が講師を勤める大学に行こうと受験勉強に励んだが、受験直前に父親が急死し、進学を諦め、就職を決める。無理に笑顔を見せて明るく振る舞っていた遥香だったが、父との思い出を求めて、雪を見るために旅に出て、そこで自分の中に自殺願望があったことに気づく。
生きる気力を失い、「もう詩は書けない。何も感じない」「どうしたらいいかわからない」という遥香に、知り合ったばかりの青年は「大学って呪縛から心を解き放さない限り、詩は生まれないよ」「大丈夫、明日があるでしょ」と励ます。
「いいことばかりじゃないけど、でも、明日優しい人に会えるかもしれないし、明日はもっと優しい人になれるかもしれない。そういう希望っていうのは、生きてる限り明日の中にあり続けるんだから、だからどんなになったって生きていけそうな気がしない?」
そして奇跡的に「雪舞い」を見ることができ、生きる気力が湧いてくる。「生きていたから、彼に会えた。雪舞い見れた。こうして笑っていられる。明日はきっともっと強くなれる。優しくなれる」。
「この駅に降り立った時、私には雪しか見えなかったの。でも今は色んなものが見える。聴こえる。感じられる。まわりのものみんなが知らんぷりしてたのに、今は一緒」。
高校卒業間近の18歳の女の子が、行先も決めず、宿の予約もせずに旅に出るという設定は無理があるが、「再生」がテーマのこの書にふさわしい作品といえます。
「樹魔」は何度読んでも、ジロウが再生されるラストは、涙がジワーッと出てくる凄い作品です。
「シェラの空間」は、セリフがとても素敵で、大人向きの作品です。
- 2019年2月24日に日本でレビュー済みAmazonで購入タイトル作は初の書籍化のようだけど、他の物語はハヤカワ文庫版で読んでいた。
でも、何度目かの読み直しでも、その都度、物語の奥深さ、登場人物の感情の流れに感動させられる。
良い作品というのは時間が過ぎても、こんな風に自分の心に寄り添うのだなと改めて思う。
こんな素晴らしい作家の物語を旧作でしか読むことのできない現状が残念で仕方ない。
- 2018年11月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入帯にあるように、「再生」をテーマにした水樹さんの自選集。
これらを載せていたぶ〜けって、洗練された雑誌だったんだな…と思う。収録されている作品については言わずもがな。そしてレビュータイトルの通り、どの作品もコマ割りがすごい。
本は軽装版の作り。惜しむらくはカラー印刷が表紙と口絵のディエンヌだけだったこと。『伝説』の扉絵とか、イラストギャラリーとかがカラーだったらよかったのに…
- 2018年10月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入購入して読むことができない作品だっただけに、読めてとても良かったです。
30年も前の作品ですが、それを感じさせません。
- 2019年12月7日に日本でレビュー済み水樹和佳子さんの作品集がまた読めるとは思わなかった。
第二弾が出してもらえるなら、デビュー作の「かもめたちへ」「パリ・・・悲しみ駅発」(だったかなぁ?)
あと、7重人格の男の話と「月虹ーセレス還元」(だったっけ?)
が、読みたい。
我ながらつくづくマニアだな自分って。
- 2018年10月9日に日本でレビュー済み久しぶりに樹魔・伝説を読んで、ここにイティハーサの原点を見た気がしました。
伝説に登場するツァラ・ラダこそがイティハーサで1万年後の降臨が予言された唯一神の原型ではないかと。
その行いはまさに全てを与え、全てを奪う(奪う方はかなり直接的にですが)です、まぁ彼は神ではありませんが…。
これで個人的にイティハーサに抱いていた疑問の一つが解消された思いです。
あと一つの疑問は何故物語の根底に関わる輪廻・転生が作中では一例も描写されなかったのかということです。
目に見えぬ神々は実は何か隠していたり企んでいたのかもというのは深読みのしすぎですね、きっと(笑)