ぼくは、おんなのこ

ぼくは、おんなのこ

突然世界中の人間が性転換してしまった世界を舞台とした短編作品。作者・志村貴子の一般誌デビュー作。代表作『放浪息子』に劇中劇として登場するほか、第1話のサブタイトルにもなっている。

正式名称
ぼくは、おんなのこ
ふりがな
ぼくは おんなのこ
作者
ジャンル
その他恋愛・ラブコメ
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概要・あらすじ

1999年のある日、突然世界中で男性は女性に、女性は男性に性別が逆転する現象が起こった。そのショックで2ヶ月間眠り続けていた少年のも、目を覚ますと女の子になっていた。元・義理の姉の京子に事情を聞いた司は、とりあえず学校に行くことに。司はそこで性別が変わってしまった人々の声を聞き、ある決意をする。

登場人物・キャラクター

(つかさ)

元少年。世界中の人間の性別が逆転する現象が起き、そのショックで2ヶ月間昏睡状態にあった。ある日、目を覚まし女の子になったことを知った。義理の姉・京子から、兄の智が失踪したこと、両親もショックで寝たきりになっていることを聞いた。性転換した人たちの話を聞き、最後には魅力的な女の子になることを決意する。

京子

元女性。司の義理の姉だったが、男性になった。夫の智は失踪中。性転換したショックで眠り続けていた司の面倒を見ており、目を覚ました彼に事情を説明した。男性になったことをけっこう気に入っている。

山下 哲生

元少年で、少女になった。司のクラスメイト。実家は八百屋。「女になったものはしょうがない」と性別が変わったことに適応している。

高橋

元少女で、少年になった。司とは図書委員同士。まじめで大人しく見えていたが、男になりたかったらしく、変化に喜んでいる。

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