ドラえもん のび太の恐竜

ドラえもん のび太の恐竜

藤子・F・不二雄の漫画が原作。漫画で「大長編」を掲げるシリーズの映画化第1弾であり、テレビアニメ版からの映画化という意味でも本作が初。ドラえもん映画公式サイト「DORAEMON MOVIE」の「作者のことば」欄によると、ライオンの孤児の野生送還を描いた本『野生のエルザ』が着想元だという。映画館オーナーの組合が選出するゴールデングロス賞の第2回(1984年度)で最優秀金賞を受賞。また、2006年には本作のリメイク映画が公開された。

正式名称
ドラえもん のび太の恐竜
ふりがな
どらえもん のびたのきょうりゅう
原作者
制作
シンエイ動画
公開日
ジャンル
ロボット
 
その他SF・ファンタジー
 
アドベンチャー
関連商品
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概要

小学生・野比のび太は、完全な恐竜の化石を発見するといじめっ子に宣言、居候の猫型ロボット・ドラえもんを頼る。卵を見つけて孵化まで成功したのび太ピー助と名付けた首長竜を可愛がるが、未来の恐竜ハンターの存在を恐れタイムマシンで恐竜時代へ帰す。

その際本来の生息地と違う土地に置いてきたため改めて時を遡ったところ機械が故障。ドラえもん他5人は白亜紀の北米から日本へ決死の長旅を余儀なくされる。

登場人物・キャラクター

主人公

キャラクター紹介勉強もスポーツも駄目な冴えない小学生。大きな眼鏡をかけている。両親の野比のび助と野比玉子と暮らしている。常に他人を思いやる、優しい心の持ち主だが、怠惰で小ずるい面も多々見られる。同級生... 関連ページ:野比 のび太

主人公

キャラクター紹介22世紀からタイムマシンでやってきたネコ型ロボット。元々のび太の玄孫であるセワシに仕えていた子守用ロボットだったが、成人後ののび太の数々の不始末がもとで、一家は困窮。その過去を改変すべ... 関連ページ:ドラえもん

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。キザで嫌味な性格の小柄な少年。裕福な家庭に生まれ、自分の持ち物や恵まれた境遇を(主にのび太に対して)自慢している。この性格が災いしてトラブルとなることも少なくない... 関連ページ:骨川 スネ夫

恐竜ハンター (きょうりゅうはんたー)

『ドラえもん のび太の恐竜』に登場する職業。また、それを生業にする劇中の登場人物。タイムマシンで恐竜の生きている時代へ行き、貴重な生物を捕獲、未来世界で好事家の富裕層に売りさばくハンター。 人類におよぶ進化の歴史に悪影響をもたらすリスクを生むため、未来の法では犯罪者にあたる。のび太の育てた首長竜・ピー助を奪うため追いかけてくる。

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。かわいらしく、文武両道の優等生で、同級生からの憧れの的。友達からはしずちゃんと呼ばれている。思いやりがあるやさしい性格であるが、意地悪やいたずらはきちんと叱るとい... 関連ページ:源 静香

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。通称「ジャイアン」。大柄でケンカの強いガキ大将で、暴力や理不尽な理屈でのび太たちを取り仕切っている。単なる暴君ではなく、ときにはリーダーとして仲間を牽引したり、厚... 関連ページ:剛田 武

その他キーワード

四次元ポケット (よじげんぽけっと)

ドラえもんが腹部につけている半円状の白いポケット。未来の不思議な道具が無数に収納されている。内部は異次元に通じており、どんな大きなものでも、どんな数量でも自由に出し入れできる。手を入れた者の意志に応じて物が出てくる仕様上、ドラえもんが慌てふためいている時はあらぬ品ばかり出てきてなかなか目当てのものを取り出せない。

タケコプター

ドラえもんが四次元ポケットから取り出す道具の1つ。竹とんぼの柄に吸盤がついた形状をしており、頭や背などに付けてスイッチを押す、または飛ぶ意志をこめるとプロペラが回転し、空が自由に飛べる。 時速80kmの8時間フル使用でバッテリーが上がってしまう。ただし休み休み飛べば若干長くもつので、その性質を利用してドラえもんたちは長旅に臨んだ。

タイムマシン

『ドラえもん のび太の恐竜』に登場する機械。ドラえもんが野比家を訪れるため、未来から乗ってきた時空移動装置。のび太の机の引き出しの中が時空の穴に重なり乗り込み口になっている。時間移動の機能と空間移動の機能をもつ。 破損と定員オーバーで暴走して空間移動の機能が壊れてしまい、ドラえもんたちは時間移動の条件を満たすために自力で白亜紀の北米から日本の位置まで旅をする羽目に陥る。

ピー助 (ぴーすけ)

『ドラえもん のび太の恐竜』に登場する生物。首長竜に属するフタバスズキリュウ。卵の化石をのび太が発見し、ドラえもんの道具の力で生卵の状態まで戻され、孵化した。のび太が密かに育てるも成長して巨体を隠せなくなり、タイムマシンで白亜紀へ送られる。 のび太には育ての親として深く懐いている。本来の生息地は今でいう日本近海。未来の密猟者である恐竜ハンターに獲物として目をつけられる。

クレジット

原作

脚本

,

作画監督

本多敏行

音楽

菊池俊輔

アニメーション制作

シンエイ動画

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