メイミー・エンジェル

メイミー・エンジェル

19世紀のアメリカ西部開拓時代に、三姉妹の末っ子メイミーが初恋の少年ジョニーと再会するため、西部を目指し旅をする。インディアンや無法者、銃撃戦などウェスタンの要素をまじえた恋愛漫画。

正式名称
メイミー・エンジェル
ふりがな
めいみー えんじぇる
作者
ジャンル
家族
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概要・あらすじ

アメリカの西部開拓時代、三姉妹の末っ子メイミーは、初恋の少年ジョニーとの再会を夢見て家族とともに西部へ旅立つ。しかし、待ち受けていたのは略奪や襲撃など、危険がつきまとう幌馬車隊での過酷な長旅だった。いとこのアルマンと出会えたものの、家族と離れ離れになり、再会したジョニーは父親を殺されたため、復讐の鬼と化していた。

登場人物・キャラクター

メイミー

『メイミー・エンジェル』の主人公で、明るく天使のうような少女。メイミー・エンジェルは亡くなった父親に呼ばれていたあだ名で、アメリカ東部スプリングシティーで母親と2人の姉とともに暮らしていた。初恋のジョニーが西部へ旅立ってしまい、やがてメイミーの家族も幌馬車隊に加わり西部を目指して旅立つ。 メイミーは西部に住む従兄弟のアルマンに出会えるものの、ダルトン一味による略奪や人殺しによって両親を亡くしていた。ジョニーとの再会を夢見るが、ジョニーは父親を殺されたため、復讐の鬼と化していた。

ジョディ

三姉妹の一番上で、メイミーの姉。オシャレが好きなおませさん。スプリングシティーでは雑貨屋で働いていた。西部へ向かう幌馬車隊での旅では自分勝手な行動が目立ち、母親を悩ませる。

ビバリー

三姉妹の二番目で、メイミーの姉。乗馬が得意で男まさり。ロディオは町の大会で優勝する腕前。スプリングシティーではマッケンジー牧場で働いていた。

ルイス=ウォーレン (るいすうぉーれん)

『メイミー・エンジェル』の登場人物で、メイミー達の母親。アメリカ東部スプリングシティーで夫ロベルトとの間に三人の娘をもうけるが、ロベルトは西部開拓の夢を叶えることなく亡くなってしまう。昔、ウォーレン夫妻はサミー=クリントと同じケンタッキーのたばこ工場で働いていた。

サミー=クリント (さみーくりんと)

『メイミー・エンジェル』の登場人物で、メイミー達の継父。西部へ向かう開拓民たちの幌馬車隊をまとめる隊長。妻を亡くし、息子サミー=クリント・ジュニアとともにケンタッキーを出発してロッキー山脈を越え、オレゴンを目指す。三人の娘とともに幌馬車隊に合流したルイス=ウォーレンと再会し再婚する。

ジャニー

『メイミー・エンジェル』に登場するメイミーの白くて美しい馬。かつてはジョニーの馬で、ティアニーが母親。父親はマッケンジー牧場の馬。ティアニーの仔馬がいずれメイミーを西部の自分のもとへ連れてきてくれるだろうと信じて、ジョニーはスプリングシティーを去る際にティアニーをビバリーに託した。

アルマン=ウォーレン (あるまんうぉーれん)

西部のレッドフィールズにあるワイオミング村にいるメイミーの従兄弟。勇敢で男らしく、優しい性格。奪った土地の住民を皆殺しにするダルトン一味に両親を殺され、生き残ったアルマンは追われる身になってしまう。ワイオミング村の住民から開拓した土地を奪うダルトン一味に立ち向かう。 やがてメイミーを愛するようになる。

ジョニー=ハドレー (じょにーはどれー)

少年の頃は体が弱く、スプリングシティーで静養している時にメイミーと出会う。父親とともに西部に移住するが、父親をダルトン一味に殺されたため、復讐の鬼となる。騎兵隊に属している時に、幌馬車隊で西部へ向かっているメイミーと再会するが、別人のように振る舞う。 アルマンとはかつて友達だった。

ダールベック=ダルトン (だーるべっくだるとん)

西部に移住した開拓民が作った村を略奪することで富を得た悪人。土地を奪い、開拓民は皆殺しにした。牧童を雇って略奪を繰り返すが、アルマンに邪魔される。メイミーがアルマンを探しにワイオミング村に来た際、自分の悪事がバレないようクリント隊長率いる幌馬車隊を遭難させて全滅させようと企てる。 復讐の鬼と化したジョニーに命を狙われる。自分の悪事に加担する三人の息子と、溺愛する娘エヴァがいる。

エヴァ=ダルトン (えゔぁだるとん)

『メイミー・エンジェル』の登場人物で、ダールベック=ダルトンの娘。父親や兄たちの悪事を知らずに育ったが、捕らえたアルマンを兄たちが残酷に痛めつける姿を目の当たりにして、真実を知るようになる。悪事はもう止めてほしいと願って、アルマンの救出に来たメイミーが無事逃げられるよう手助けする。アルマンに恋心を抱く。

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