四月怪談

四月怪談

事故で死亡し幽霊となってしまった少女が、周囲の人びとの思いに改めて触れ、生き返る物語。

正式名称
四月怪談
ふりがな
しがつかいだん
作者
ジャンル
その他
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概要・あらすじ

登校中、鉄骨の落下事故で死亡してしまった国下初子は、幽霊となってしまう。そんな初子の前に現れた幽霊岩井弦之丞は、肉体の細胞が元気なうちに戻れば生き返ることができるという。幽霊の自由さを満喫してから生き返ろうと考えた初子は、弦之丞と共に様々な人のところへ会いに行く。

登場人物・キャラクター

国下 初子 (くにした はつこ)

16歳の女子高校生。登校中、工事現場の鉄骨落下事故によって死亡してしまい、幽霊状態となる。同じクラスの津田沼に片思いしていた。自分が死んでしまったことになかなか実感が持てず、岩井弦之丞にちゃんと生き返るように言われても色々なところへ遊びに行ってしまう。

岩井 弦之丞 (いわい げんのじょう)

100年前の洪水で死んだ少年の幽霊。髪が長く、全身があめ色をしている。奇跡的に自分の遺体が残っていることを期待して、自分の遺体を探し続けていた。生き返ることができるにも関わらず遊んでいる国下初子を見かねて、生き返るよう促す。

夏山 登 (なつやま のぼる)

国下初子と同じクラスの男子高校生。何かとオカルト的な話を持ち出すことで、クラスの名物となっている。幽霊を見ることができる。

津田沼 (つだぬま)

国下初子と同じクラスの男子高校生。めがねをかけている。秀才タイプで、陸上部。初子に想いを寄せられているが、気付いていない。クラスの副委員長。

委員長 (いいんちょう)

国下初子と同じクラスの女子高校生。クラス委員長を務めている。そばかすが特徴的でめがねをかけている。

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