映画 あたしンち

映画 あたしンち

『映画 あたしンち』は、けらえいこの同タイトル漫画作品『あたしンち』のアニメから発した劇場版。今回はカミナリの衝撃で母とみかんが入れ替わってしまう大ピンチが立花家を襲う。母、父、長女、長男、どこにでもいる4人家族のタチバナ家の面々が、日々繰りひろげるドタバタな日常生活を描いたコメディストーリー。

正式名称
映画 あたしンち
ふりがな
えいが あたしんち
原作者
制作
シンエイ動画
公開日
監督
やすみ 哲夫
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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概要

ある雨の日、歩道橋で滑ったみかんと頭をぶつけた。同時にカミナリがふたりを直撃。そのとき…の体にみかんが、みかんの体にが入って、ふたりは入れ替わってしまった。この日から、みかんは家事に苦心惨憺、は高校生ライフを満喫するが、そんなふたりに高校生活の一大イベント「修学旅行」の日程が近づいてくる。

入れ替わったふたりは「修学旅行」をうまく乗り切ることができるのか!

そして、元に戻れるのか?!

登場人物・キャラクター

(はは)

年齢は43歳くらい、体脂肪率51%の肥満気味な立花家の母である。生まれは九州だが、父と見合い結婚をし、東京に出てきている。自称、明るい性格の働き者で、根がいいお人好し。しかし、実際は、自分に甘く、人に厳しいうえ、プライドが高く負けず嫌いと困り者の面もある。 子供のみかんやユズヒコから見れば、「怒るとすごく怖い」「いつでも自信満々」「でも、内弁慶」である。嫌いなものは犬、好きなものは貯金。 いつの間にか周囲を巻き込んで、いつも騒がしい。母の人生訓として、「人はだれでも、いくつもの皿を同時にまわしながら生きるもの……人生は皿回し」という言葉がある。今回はカミナリに打たれたことで娘のみかんと入れ替わってしまう。 この衝撃に、毎日の高校生ライフを満喫する母だったが2泊3日の「修学旅行」がやってくる。母は、乗り気のルンルン気分で旅行に臨む。

立花 みかん (たちばな みかん)

高校2年生17歳で、身長155センチ、立花家の長女である。髪をあたまの上でお団子にしてまとめている。父と母が上京して、初めて住んだアパートで生まれている。イマドキの女子高生で、時々ヤバくなる体重に気を付けつつ楽しい生活を送っている。 学校では、同じクラスの岩木くんに片想い中で、クラブはテディベア研究会に所属し、クマのぬいぐるみ作りのプロを目指す。親友はしみちゃん。周囲を気にせず考え込むクセ「自称:こころの旅」があり、周囲からはボンヤリしていると思われることがある反面あわてんぼうで、何かにつけて言い訳が変だったりする。 そのためか友達に「おもしろ可愛」がられている。今回はカミナリに打たれたことで母と入れ替わってしまう。 慣れない家事に悪戦苦闘しながらも日々を過ごすが、高校生活最大のイベント「修学旅行」がくることに気が気ではない。親友のしみちゃんだけに母と入れ替わったことを告白し、しみちゃんに母のフォローを頼む。 「修学旅行」には秘かに同行。怖い場面で大胆にも岩木くんに抱きつく母にヤキモキする。

立花 ユズヒコ (たちばな ゆずひこ)

中学2年生14歳で、身長はやや低め、立花家の長男である。近所の公立中学に通っており、音楽鑑賞と読書が好きで、おとなしい性格であるが、クラブは野球部に所属している。いつも冷静だが、時にシャイで恥ずかしがり屋、友達にやさしく、ちょっとモテ男であり、本人の知らないところでユズヒコファンクラブができている。 家では、母と姉みかんの行動や言動に巻き込まれ被害にあうこともしばしば。繊細な性格で傷つくこともあるが、家の中では一番のしっかり者。 姉のみかんにも苦言を呈することがある。幼い頃、親戚の家で飼っている鳥がユズヒコに止まった時に「気を付けないとフンをする」と言われたため、以来、鳥が苦手である。 今回は、母とみかんが入れ替わってしまったことに困惑するも、ふたりが元に戻れる方法をさぐる。

(ちち)

年齢は40代後半、やや肥満気味で丸眼鏡をかけている立花家の家長である。毎朝スーツを着て出勤しているが、会社名や仕事の内容は不明。家では、何を考えているかわからない事が多い、無口なマイペース。おおざっぱで面倒くさがり屋だが、家族に対していたずら好きである。 しかし、怒ると怖い。お酒とタバコが好きで、会社帰りには行きつけの店がある。今回は、母とみかんが入れ替わってしまったことに唖然とするも、ふたりが元に戻れる方法をさぐる。

水島さん (みずしまさん)

立花母の友人女性、45歳。みかんが小学校の時にPTAで知り合い意気投合する。PTA当時の彼女のヘアスタイルが河童に似ていたため、母は河童と間違える。また、そのときの水島さんはタチバナ母を半魚人と見間違えている。 三角の目をしていて声が高く、笑い声は遠くまで聞こえるほど。思ったらすぐ行動するタイプで、登山、陶芸と多趣味。立花母とはスイミングスクールに通う仲であり、戸山さんも含め三人は親友である。 今回は、みかんが入れ替わっている立花母の行動や発言について、変だと思いながら具合が悪いくらいに思っている。

戸山さん (とやまさん)

軽いウエーブのかかったロングヘアで、眼鏡をかけた立花母の友人女性。おっとりとした感じで、母や水島さんに比べ上品である。車の免許を持っていて、三人で出かけるときは運転をする。おおらかな性格で、あまり怒ることがなく、少し天然ボケ的な感があるものの、ほぼ常識人である。 通販での失敗があまりなく、陶芸など初めてやっても湯呑作りに成功するなど、手堅く世の中を生きている。今回は、みかんが入れ替わっている母の行動や発言について、変だと思うが、あまり気にしていない。

しみちゃん

立花みかんのクラスメイトで高校2年女子。名字が清水でしみちゃんと呼ばれる。みかんの親友である。タラコ唇で、スタイルが良い。すべてを達観したかのような大人びた性格で、みかんが尊敬している。 みかんがクラスメートの岩木くんを好きであることを唯一知っている人物。 みかんに聞くまでは岩木の親友の吉岡が好きだと思っていた。いつもタロットカードを持ち歩いているほど占いが好きで、占い師に前世はみかんと自分は姉妹だったと言われたと発言する。 今回は、母とみかんが入れ替わったことをみかんから唯一告白された人物となる。2泊3日の「修学旅行」では、みかんとなった母のフォローにあたっている。

吉岡 (よしおか)

高校2年男子。立花みかんとは中学からの友人で、恋愛感情なしの親しい間柄。みかんが好きな岩木と親友で、よく一緒にいる。お調子者のムードメーカーのため、頭が悪くみられがちだが、実は思慮深く頭が良い。 額から1本生えた髪の毛がトレードマークである。

岩木くん (いわきくん)

立花みかんのクラスメイトで、高校2年男子。背が高く、温厚な性格である。みかんが中学の時から仲の良い吉岡の親友で、みかんが好きな男の子。以前、みかんがバスでボールペンを落とした時に拾ってくれのが岩木で、それ以来、彼の事が気になって仕方がない。 父親が北海道出身のため、クリスマスは毎年家族でジンギスカンを食べる。

クレジット

原作

監督

脚本

両沢和幸 , 高橋ナツコ

作画監督

大武正枝

音楽

相良まさえ

アニメーション制作

シンエイ動画

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