概要・あらすじ
2001年に浦安、アナハイム、オーランド、パリで大きな爆発があった。それは第四世界正規軍と名乗る集団の世界的な大規模テロであり、アメリカは世界の悪に宣戦布告。世界はアメリカとそれ以外に二分されてしまった。中国、インドには民主化を迫り、日本にはハエナワ漁の全面禁止を求めた。マグロを食べられなくなった日本人の一部は、アメリカ政府高官を襲い、以後テロとトロは同義語となる。
アメリカ、中国、韓国が日本破壊工作を続け、長い戦後が終わるのだった。
登場人物・キャラクター
めがね
前作『気分はもう戦争』に続いて登場。自称左翼過激派の日本人青年。対馬に向かい、釜山に渡る。帰りに乗っていた船、おやしおが転覆し、島に流れ着く。
ハチマキ
前作『気分はもう戦争』に続いて登場。自称右翼の日本人青年。中国黒龍江省で、水道管の水抜き栓の行商をしている。
ボウイ
前作『気分はもう戦争』に続いて登場。アメリカ人の大男で、六本木でスカウトをしている。昔は大リーグのスカウトをしていた。
デイル
アメリカ上院議員。
チップ
ペンタゴン(国防総省)に勤務する。
ケリー・マディガン (けりーまでぃがん)
アメリカの将軍。事故死した。
狩野 善彦 (かりの よしひこ)
関東テレビのディレクター。日曜夜10時の『天パ少女』で、女子高生がひとりで戦争に行くという番組を作ろうとする。
集団・組織
日本八字軍 (にほんはちじぐん)
『気分はもう戦争2.1』に登場するグループ。警察に乗り込み、撃ち殺される。射殺された人間の腕には誓殺米賊の刺青があり、米賊を米国と読み違えたアメリカの怒りを買う。しかし、実体は東北被滅反農民の反乱であり、米は食べ物の米、米賊とは滅反政策を推し進める日本国政府のことだった。
その他キーワード
せんりがん
『気分はもう戦争2.1』に登場する衛星。日本の国土観測衛星だが、何者かに撃墜される。