群青

群青

沖縄の離島で共に育ってきた三人の男女が、成長を経て互いに男女として意識し合うようになっていく恋愛漫画。沖縄ののどかでノスタルジックな情景の中で、三角関係に思い悩む三人を描く。同名小説の映画化を受けてコミカライズされた。原作:宮木あや子、映画原案:中川陽介、作画:かねさだ雪緒。

正式名称
群青
ふりがな
ぐんじょう
原作者
宮本 あや子
作者
ジャンル
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概要・あらすじ

沖縄の離島で、上原和也仲村涼子比嘉大介の三人は生まれた時から一緒に育ってきた。三人が同じ立場で暮らしていく時間はずっと続くかのように思われたが、次第に互いを男女として意識していくようになる。上原和也比嘉大介の間で想いが揺れる仲村涼子であったが、島を出ていく比嘉大介に対し、自身は島に残るという選択をすることで三角関係に一応の終止符が打たれる。

しかし三人にはその後、大きな転機が待っているのであった。

登場人物・キャラクター

仲村 涼子 (なかむら りょうこ)

沖縄の離島で上原和也、比嘉大介と幼少の頃から一緒に過ごしてきた。歳を経るにつれ、彼らと自分の性別の違いを意識するようになる。島で生きる上原和也と島を出る比嘉大介の間で想いが揺れていたが、上原和也の告白をきっかけに島に残る決断をする。

上原 和也 (うえはら かずや)

仲村涼子と比嘉大介の幼馴染で、幼い頃から漁師を目指す。看護師になるために島を出ることを考えていた仲村涼子を引き止め、彼女と交際を開始する。結婚の許可を仲村龍二にもらおうとするが追い返される。その後、彼に認めてもらおうと危険な潜水漁を繰り返し、命を落としてしまう。その時仲村涼子は上原和也の子を身ごもっていた。

比嘉 大介 (ひが だいすけ)

仲村涼子と上原和也の幼馴染。家族関係が悪く、父親は妻と比嘉大介を嫌っていた。両親が離婚して家を売り払ったこともあり、高校卒業後は島を出て、大学で芸術を学ぶことを決意する。比嘉大介もまた仲村涼子に惹かれていくが、大事な親友である上原和也のため、想いを伝えないまま島を出る。

仲村 龍二 (なかむら りゅうじ)

仲村涼子の父。沖縄の離島で漁師をしている。彼が妻にプレゼントした赤いサンゴのペンダントは、母の形見として仲村涼子に大事にされている。上原和也から仲村涼子との結婚を許してほしいと言われるが、上原和也の未熟さからそれを許さなかった。

クレジット

原作

宮本 あや子

その他

中川 陽介

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