日常ロック

日常ロック

悪を世間に公表することを目的とする怪盗PKST団(プークストゥ)。ある日、怪盗Zからの挑戦を受けて銀行に忍び込むが失敗。刑務所に投獄されてしまう。死刑執行まで残り30日という過酷な状況下、投獄されたPKST団の脱獄計画が始まる。ゲーム実況者、日常組の動画「脱獄シリーズ」をコミカライズした作品。KADOKAWA「月刊コミックフラッパー」2021年2月号より連載を開始。

正式名称
日常ロック
ふりがな
にちじょうろっく
原作者
トラゾー
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
サスペンス
レーベル
MFC(KADOKAWA)
巻数
既刊7巻
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概要・あらすじ

怪盗PKST団(プークストゥ)は、戦術・作戦を考える「ぺいんと」、作戦を実行するエージェント「クロノア」、ハッキングが得意な「しにがみ」、情報収集担当の「トラゾー」の四人で構成されている。PKST団の目的は、悪事を行う企業や貴族から盗みを行い、彼らの不正や悪を世間に公表することであった。ある日、トラゾーが「怪盗Z」からの手紙を持ってやってきた。手紙の内容は、PKST団への挑戦状であった。ゾベロニア銀行に預けてあるPKST団の資産を盗むというのだ。盗みの予告時間は今夜9時。合法的に貸し金庫の中身を引き出していては間に合わない。怪盗Zを阻止するためには、自分たちが先に資産を盗むしかないのだ。そんなわけで、ぺいんと、クロノア、しにがみの三人は、ゾベロニア銀行へ潜入することになる。トラゾーは銀行口座の名義人で、顔が知られているため、今回は不参加だった。ぺいんとの計画通り、空調工事の作業員に扮したメンバーは、首尾よく金庫から資金を盗むことに成功する。しかし、銀行を出ようとした瞬間、警察官に取り囲まれた。トラゾーから渡された護身用の銃が不発だったこともあり、三人は投降を決意。こうして捕まったぺいんとたちは、フォーグニア刑務所に投獄された。この刑務所の囚人たちは腕に端末をつけられており、そこに表示される数字が「0」になると処刑されてしまう。数字は、毎日21時の点呼のたびに、1ずつ減少するほか、看守に逆らったり、ルール違反したりすることでも減ってしまうという。ぺいんとたちの端末の表示は「30」。このままでは30日後に処刑されてしまうのだ。死へのカウントダウンが始まるなか、ぺいんと、クロノア、しにがみは一致団結してこの危機を乗り越えようとする。

登場人物・キャラクター

ぺいんと

PKST団(プークストゥ)のメンバーの男性。戦術や作戦を考えるPKST団の頭脳で、オレンジ色の髪が特徴で、前髪で右目が隠れている。計画を立てるときは、前髪を右手で摑みながら目をつぶり、作戦がまとまると「透徹」とつぶやく。フォーグニア刑務所投獄後の囚人番号は8。実在のゲーム実況グループ「日常組」のメンバー「ぺいんと」がモデル。

クロノア

PKST団(プークストゥ)のメンバーの男性。銀髪とパーカーが特徴で、ぺいんとが立てた作戦を実行するエージェント。弓術をはじめとする格闘術に長(た)けているが、機械は苦手。フォーグニア刑務所投獄後の囚人番号は9。実在のゲーム実況グループ「日常組」のメンバー「クロノア」がモデル。

しにがみ

PKST団(プークストゥ)のメンバーの男性。紫色の髪が特徴の小柄な青年で、ハッキングなどを行い、ぺいんとが立てた作戦をサポートする。フォーグニア刑務所投獄後の囚人番号は6。実在のゲーム実況グループ「日常組」のメンバー「しにがみ」がモデル。

トラゾー

PKST団(プークストゥ)のメンバーの男性。レジ袋を頭に被っており、素顔を見せない。先に現場などに侵入し、情報収集や脱出の手助けをするのが役目。実在のゲーム実況グループ「日常組」のメンバー「トラゾー」がモデル。

クレジット

原作

トラゾー

協力

日常組

書誌情報

日常ロック 7巻 KADOKAWA〈MFC〉

第1巻

(2021-07-21発行、 978-4046805645)

第2巻

(2022-01-21発行、 978-4046810434)

第3巻

(2022-07-13発行、 978-4046815323)

第4巻

(2022-11-15発行、 978-4046818966)

第5巻

(2023-05-15発行、 978-4046824653)

第6巻

(2023-10-14発行、 978-4046828125)

第7巻

(2024-03-14発行、 978-4046835055)

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