概要・あらすじ
九時峰高校体育教師の古賀哲夫（テツオ）は、立派な教育者を目指す25歳。未成年者にふしだらな気持ちを抱くことなど、微塵（みじん）もなかった。ある夜の繁華街。小学生ぐらいの少女が、泥酔した二人組のサラリーマンに絡まれていた。そこに通りかかったテツオは、ひとりの男性の腕を締め上げ、もう一人の男性を一本背負いで投げ飛ばし、少女を救う。助けてくれたお礼にと、少女はテツオの頰にキスをした。相手は未成年である。自分が教育者であることがわかると、変な噂（うわさ）になりかねない。そう考えたテツオは、逃げるようにその場を立ち去った。その翌日。学校に昨日の少女が現れた。少女はテツオを運命の相手だと言い、子作りをしようと襲いかかる。少女の名はメイヴ。子作り相手を探して、惑星ネメシスからやってきた宇宙人だったのだ。
登場人物・キャラクター
古賀 哲夫 (こが てつお)
立派な教師を目指す、九時峰高校の体育教師の男性。25歳で、薄いあごひげが特徴。がっしりとした巨体の持ち主で、優れた運動能力と怪力を誇る。自分の人生を変えてくれた女性教師に憧れ、彼女と同じ「教師」の道を選んだ。ある日、宇宙人の少女、メイヴを助けたことから、彼女に子作りをせがまれる。愛称は「テツオ」。
メイヴ
地球から98億3000万キロ離れた、惑星ネメシスのバルター王の娘。運命の相手を見つけ、子作りをするために地球にやってきた。ピンクのロングヘアーと、頭頂部の小さな角2本が特徴。普段は小学生ぐらいの体格だが、子作りのために身体を変化させることができ、大人の女性に姿を変える。ただし、大きくなるとエネルギーの消費量が多くなり、疲れたりお腹が減ったりすると元の姿に戻ってしまう。繁華街で泥酔したサラリーマンに絡まれていたところを、古賀哲夫（テツオ）に助けられたことから、テツオを運命の相手だと信じる。
ポテト
メイヴのお目付け役の女性。惑星ネメシスに住む宇宙人で、頭頂部の小さな角2本が特徴。普段はマスクとマントを着用している。自由奔放なメイヴに対して、何かと口うるさい。
書誌情報
コヅクリメイヴ 3巻 小学館〈サンデーうぇぶりコミックス〉
第1巻
(2021-12-10発行、 978-4098508150)
第2巻
(2022-06-10発行、 978-4098511693)
第3巻
(2023-01-12発行、 978-4098515240)
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