笑う大天使（漫画）- マンガペディア

概要・あらすじ

司城史緒、斎木和音、更科柚子の3人は変わり者女子高生で聖ミカエル学園の純粋なお嬢様に馴染めていないが、それでも猫をかぶって学園生活を送っていた。3人は化学実験室の掃除中に偶然に混ぜ合わせた廃棄薬品から発生した謎の煙を吸ったことで怪力の能力を得る。その怪力を駆使して3人は純粋なお嬢様ばかりを狙った女子高生連続誘拐事件を解決するが、事件解決後にその怪力は失われてしまう。

登場人物・キャラクター

司城史緒 (しじょうふみお)

『笑う大天使』の主人公の1人。聖ミカエル学園高等部2年生。射手座。有名進学校の松葉が丘高校から東京大学入学を目標に努力していたが、母親の死を契機に元伯爵家である兄の司城一臣に引き取られ、不本意ながらお嬢様学園の聖ミカエル学園に転校する。成績優秀で短距離走は速いが長距離走は苦手。聖ミカエル学園転校後は一般庶民の本性を隠して旧伯爵家のお嬢様として猫をかぶっている。

斎木和音 (さいきかずね)

『笑う大天使』の主人公の1人。聖ミカエル学園高等部2年生。2月14日生まれの水瓶座。新日本産業グループ会長斎木総一郎の1人娘だが、両親からは育児を放任され若月俊介に育てられ、お嬢様らしからぬのんびりとした鷹揚な人物に育つ。幼稚園から聖ミカエル学園に通っているが学園では本性を隠して猫をかぶり続けている。スポーツ万能。

更科柚子 (さらしなゆずこ)

『笑う大天使』の主人公の1人。聖ミカエル学園高等部2年生。双子座。急成長したレストラングループ、パンプキン・チェーンの娘なので純粋なお嬢様ではなく一般庶民。高校進学時に家から一番近かった聖ミカエル学園にお嬢様学園とは知らずに進学してしまい一般庶民の本性を隠してお嬢様としての猫をかぶっている。成績は優秀だがスポーツは苦手。

司城一臣 (しじょうかずおみ)

作品ジャンルに節操のない人気小説家、森江賢一であり司城史緒の兄。元・伯爵家の出で今も召し使いのいる豪邸に住んでいる。常識人。母親を失った司城史緒を引き取り司城史緒の気持ちとは無関係に聖ミカエル学園へと転校させる。

若月俊介 (わかつきしゅんすけ)

斎木和音の父親である新日本産業グループ会長斎木総一郎の秘書で実務に長けている。斎木和音の養育係。常識人。故事、格言の類が好き。

ロレンス

司城史緒、斎木和音、更科柚子の担任の国語教師で聖ミカエル学園理事長。イギリス人だが日本人よりも日本の国語、文学に精通している。常識人。

紫の上 (むらさきのうえ)

聖ミカエル学園高等部3年生。更科柚子を慕う3年生の「コロボックル様倶楽部」の1人。お嬢様。更科柚子を交えてのお茶会の最中に闇の12使徒に誘拐される。

白バラの君 (しろばらのきみ)

桔梗の宮 (ききようのみや)

万里小路静 (までのこうじしずか)

聖ミカエル学園高等部2年生。皇族の血を引くかもしれない本物のお嬢様。司城史緒を慕う2年生の1人。お嬢様。司城史緒と別れた直後に闇の12使徒に誘拐されるが、誘拐の現場を司城史緒が目撃する。

沈丁花娘 (じんちょうげむすめ)

聖ミカエル学園高等部1年生。斎木和音を慕う1年生の1人。お嬢様。斎木和音を別れた直後に靴の片方を残して闇の12使徒に誘拐される。

エミリオ・マリーニ (えみりおまりーに)

代理神父として聖ミカエル学園に赴任予定だった本物のエミリオ・マリーニを拉致してなり代わっている闇の12使徒の一員で、正体はイスカリオテのユダ。純粋なお嬢様ばかりが揃っている聖ミカエル学園の生徒を物色して情報を収集、狙いをつけたお嬢様を仲間に誘拐拉致させる。犯行現場を見られた司城史緒、斎木和音、更科柚子を証拠隠滅のために誘拐する。

集団・組織

闇の12使徒 (やみのじゅうにしと)

『笑う大天使』の組織。今や絶滅に瀕している純粋なお嬢様を世界中から誘拐して金持ちの変態に高く売りさばこうとしているイタリア人による国際人身売買組織。メンバーはキリストの12使徒の名前をコードネームを持つ。司城史緒、斎木和音、更科柚子の活躍で壊滅する。

場所

聖ミカエル学園 (せんとみかえるがくえん)

幼稚園から短大まで、俗世間から遠ざかり、よき妻、よき母となるための一貫教育を行うカトリック系の名門女子学園。学園に集う清らかで品のよい純粋なお嬢様方は「大天使の乙女達」と呼ばれ、世間から特別な目で見られている。

SHARE

EC

笑う大天使