概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
綾瀬 ミホ (あやせ みほ)
超お嬢様学校と知られる「白百合女学園」に通う2年生の女子。日本有数の財閥である綾瀬家の長女で、学校ではお嬢様らしく振る舞っており、ほかの生徒たちからは敬愛されている。しかし、家族や学校の関係者がいないところでは男勝りな本性をあらわにし、自由奔放な日々を過ごしている。8歳の時にジャングルジムから落ちて頭を打ち、それから3か月のあいだの記憶が抜け落ちている。さらに、記憶を失っているあいだに母親を亡くしたことから、今でも母親に対して罪悪感を抱いている。生真面目で頭が固いため、「白百合のストーンヘッド」の異名を持つ。また護身術を習っており、手が使えない状況でも頭突きで複数の不良を倒したこともある。そんな中、綾瀬ミホ自身が忘れたアイポッドを学校に届けに来た藤井千里に自分の本性をバラされそうになり、反射的に背負い投げでケガを負わせてしまう。その後、千里の仲間たちに拉致されて、千里がミホからケガを負わされたことを隠すため、千里やその仲間たちと生活することを余儀なくされる。わがままで自己主張が強い南校の男子たちにある種の対抗心を抱いており、ことあるごとに揉（も）め事を起こしている。しかし、麻薬の密売人とのトラブルで窮地に陥ったところを千里に救われて以来、彼にほのかな恋心を抱くようになる。
藤井 千里 (ふじい ちり)
南高校に通う2年生の男子。長身で美しい顔立ちをしている。物静かで知的な雰囲気を漂わせているが、不良高校と知られる南高校のヤンキーたちを束ねるリーダー的な存在。ケンカが非常に強く、どんな事態を前にしてもまったく物怖（お）じしない度胸の持ち主で、仲間と認めた者には誠心誠意対応する。また、ジンクスを過剰に気にしたり、ヒマさえあればすぐ昼寝をするなど、ユーモラスな一面を持つ。屋台に忘れられた綾瀬ミホのアイポッドを届けるため白百合女学園を訪れるが、自分の本性がバレることを恐れたミホから背負い投げでケガを負わされてしまう。その後、ミホを拉致して彼女からケガを負ったことを隠すため、ケガが治るまで藤井千里自身と仲間の目が届くところで暮らすことを求めた。
クレジット
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岬
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