先生の秘密と小学生の恋心
28歳の女性高校教師、みのりは、子供好きで面倒見の良い先生として周囲から慕われている。しかし、彼女の本性は重度のロリコンであり、子供たちに向ける愛情は母性愛ではなく、性的な欲望そのものである。この事実が世間に知られると、青少年保護育成条例違反として通報される可能性が高い。そんな彼女のとなりに住む女子小学生の小恋は、みのりの歪(ゆが)んだ愛情を一身に受け、彼女に恋心を抱いてしまう。やがて二人は恋人同士となるが、教師と小学生、大人と子供という関係には当然ながら多くの困難が立ちはだかる。
幼女からの積極的なアプローチに翻弄される日々
高校教師という立場上、みのりは自分がロリコンであることを絶対に隠さなければならない。そのため、小恋と恋人関係になったあとも、キスなどの親密な行為は人目を避け、自宅で密かに行うなど細心の注意を払っている。しかし、小恋は性知識に乏しく、屋外や人前でも平然と大胆なアプローチを続ける。無邪気な小恋の積極的な態度に翻弄されるみのりは、理性を保とうと努めながらも、そのたびに小恋から強烈な性的魅力を感じ、次第に心を奪われていく。こうした二人のギャップとスリルに満ちた恋愛模様が、本作の大きな見どころとなっている。
二人に立ちはだかる多くの障害
みのりと小恋の恋路には、青少年保護育成法をはじめ、さまざまな障害が立ちはだかる。みのりの同居人である池谷悠は、暴走しがちな彼女に対して厳しいツッコミを入れつつ、大人としての自制心を求める役割を担っている。また、小恋に思いを寄せるクラスメイトの円山陽愛と、みのりに好意を抱く女子高校生の深雪愛花の存在も、それぞれの恋のライバルとして、関係を一層複雑にしていく。そして、二人にとって最大の障害となっているのは、小恋の母親である百合香の存在だ。しかし、それ以上に深刻な問題は、みのりが小学生以下の少女にしか性愛を感じられないという性嗜好(しこう)にある。かつてみのりは愛花を愛していたが、彼女が女子高校生になるとその感情は冷めてしまう。小恋が大人になった時、みのりは小恋を愛し抜くことができるのか。それとも、自身のロリコンとしての性嗜好を貫いてしまうのか。本作のテーマは、この究極の問いに集約されている。
登場人物・キャラクター
山田 みのり (やまだ みのり)
高校教師を務める女性。年齢は28歳で、茶髪のショートボブヘアにしている。アイドルのような容姿から、同僚や年下の女性たちに非常に人気がある。一方で、性的嗜好として幼い少女に強い関心を持ち、小学生の通学路で側溝に潜んだり、垣根に身を隠して様子をうかがうなど、ストーカーのような行動も見せる。このロリコン趣味はふだんは隠しているが、ルームシェアしている先輩の悠にはすべて知られている。隣家に住む百合香が多忙なため、娘の小恋を預かることもあり、お風呂のシーンを撮影しようとしたり、股間の匂いを嗅ぐなど、セクハラとみなされてもおかしくないほど過剰にかわいがっている。かつては愛花を愛し、当時小学校低学年だった彼女にディープキスをしたこともあったが、再会した愛花が女子高校生になったと知った瞬間、恋愛感情は消え失せている。
鈴原 小恋 (すずはら ここ)
小学1年生の女の子。年齢は6歳で、薄紫色のロングヘアをハーフツインテールにしている。母親が多忙なため、定期的にみのりと悠の家に預けられている。重度のロリコン、みのりに恋心を抱いており、いつか彼女と結婚することを夢見ている。みのりが自分に対して特別な感情を持っていることを見抜き、積極的にアプローチを続けて彼女の心を惹きつけている。みのりと正式に恋人関係になってからは、日常的にみのりにキスをしたり、彼女がほかの女性となかよくしているのを見ると独占欲をあらわにするなど、強い執着心を見せるようになる。クラスメイトからは「コッコ」と呼ばれている。
書誌情報
お姉さんは女子小学生に興味があります。 全11巻 竹書房〈バンブーコミックス〉
第1巻
(2018-01-30発行、978-4801961692)
第9巻
(2023-03-16発行、978-4801979772)
第10巻
(2023-08-17発行、978-4801981324)
第11巻
(2024-04-17発行、978-4801982994)







