くまぐらし

くまぐらし

『異世界失格』などでコンビを組んだ、原作:野田宏、作画:若松卓宏による連載作品。舞台は現代の東京都八王子市。「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」「君子危うきに近寄らず」を座右の銘とし、徹底的にリスクを避けて生きてきたサラリーマンの熊田曜七が主人公。そんな熊田の部屋に、ある日突然巨大熊が現れたことから始まるハートフル“熊”コメディ。カカオピッコマ「ピッコマ」にて2024年12月16日より連載。

正式名称
くまぐらし
ふりがな
くまぐらし
原作者
野田 宏
作画
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
動物・ペット
レーベル
KADOKAWA
巻数
既刊5巻
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人と熊のシュールな同居コメディ

幼くして「油断は死を意味する」と悟った32歳のサラリーマンである熊田は、鉄壁のマニュアルを作り上げ、常人ならざるリスク管理能力を身に付けていた。そのかいあって平穏な日々を送っていた熊田だが、ある日突然備えることさえできないリスクに見舞われる。帰宅したマンションに巨大熊(後にリスキーと名付けられる)が出たのだ。死を覚悟する熊田だったが、リスキーは缶ビールに枝豆、冷奴、炙(あぶ)りスルメという晩酌セットを差し出す。そして、翌朝にはアイロンがきいたYシャツとネクタイ、理想的な朝食を用意していた。本作は、不測の事態を乗り越えマイホームを奪還したい熊田と、家事上手で世話焼きな巨大熊の攻防を描いたシュールな同居コメディ漫画である。

恐怖と戦う人間と世話焼き熊のすれ違い

熊田は熊の生態を調べたり、ロシア人に対処法を聞いたりして、なんとかリスキーを排除しようとする。例えば、熊の弱点であるカプサイシンを浴びせるために大量の唐辛子を購入したり、登山に行くと見せかけて尾行してきたリスキーを置き去りにする作戦を立てたりする。しかし、熊田の作戦はことごとく空振りし、全く歯が立たないどころか時にはリスキーに助けられることもある。緊張感を切らさず、知恵を絞って必死に攻撃を仕掛ける熊田と、全く動じす淡々と熊田の世話をするリスキー。そんな両者のすれ違いが本作の大きな魅力の一つである。

ユニークな周囲のキャラと主人公の成長

熊田の近くには、様々な個性を持ったキャラクターが登場する。近所のコンビニ店員でロシア人のナターシャは熊の生態に詳しく、カタコトの日本語ですごく怖いことを言う。熊田に恋する部下の赤城は、アドレナリン中毒で、スリルに生きがいを感じるクレイジーガール。ちなみに、泥酔した時に巨大熊に遭遇し「リスキー」と名付けたのは赤城である。また、同じく部下の砂波は筋トレフェチ、おっとりした女性の白田幸は大食いユーチューバー、クールでミステリアスな女性の来栖ナオはコスプレマニアである。これらのユニークな人物が物語に絡み、ドタバタぶりが加速することになる。また、熊田がリスキーと住むようになり、まったく人付き合いをしなかった熊田が周囲と関わりを持つようになっていく過程も見どころである。

登場人物・キャラクター

熊田 曜七 (くまだ ようしち)

東京都八王子市に住むサラリーマンの男性。メガネをかけ、32歳で役職は係長。幼少期の経験から、極端なリスク管理マニアであり、人付き合いを避けて生きてきた。座右の銘は「備えあれば憂いなし」「転ばぬ先の杖」「君子危うきに近寄らず」。不条理にも巨大熊のリスキーと同居することになり、平穏な日常が崩壊し奇行が目立つようになる。

リスキー

熊田のマンションに突然現れた巨大熊。身長は推定2メートル50センチメートル。性別や年齢、目的など何もかもが不明。人間以上の家事能力を持ち、パソコンやスマホ操作も難なくこなす。外出するときは、マスクにサングラス、帽子、ゆったりとしたロングドレスで身を包み、某有名辛口巨漢タレントによく間違われる。リスキーという名前は、熊田の部下である赤城によって名付けられた。

クレジット

原作

野田 宏

書誌情報

くまぐらし 5巻 KADOKAWA

第1巻

(2025-04-14発行、978-4048114868)

第2巻

(2025-06-13発行、978-4048115544)

第3巻

(2025-09-12発行、978-4048116398)

第4巻

(2025-11-14発行、978-4048116992)

第5巻

(2026-02-14発行、978-4048118378)

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