中年男性とギャルによるグルメコメディ
立ち食いそば巡りが趣味の中年サラリーマンの秋丸は、ある日人気の立ち食いそば屋で、ゴリッゴリの金髪ギャルであるじゅりなと出会う。ギャルに対して、いいイメージを持っていない秋丸だったが、注文時に完璧と言える店への配慮を見せるじゅりなに感心する。そして、最後の一つだったあみ天(オキアミの天ぷら)をシェアしたことをきっかけに、じゅりなからの提案で「ソフレ(そばフレンド)」になった。本作は、豊富な知識と経験を持つが不器用な中年の秋丸と、タメ口で距離感がバグりがちだがそばを愛するギャルのじゅりなという異色の凸凹コンビが、日本人のソウルフード「立ち食いそば」を深堀りしていくグルメコメディである。
そばの食べ方へのこだわり
本作では、そばの注文手順やトッピングの頼み方、出汁(だし)や醬油のこだわりといったうんちくが語られる。また、それだけにとどまらず、そばの食べ方にこだわっている点が大きな特徴である。例えば、玉子の食べ方ひとつでも、くずしてかきまぜツユと玉子を完全に融合させる「かきまぜ派」と、くずした後極力かきまぜず、麺や具に絡めて食べる「すき焼き派」が存在する。しかし、じゅりなは極めて少数派である「丸飲み派」だった。また、コロッケそばに関しても、じゅりなは原形がなくなるまでグジュグジュにする「ポタージュメソッド」という手法を取る。超過激な食べ方に抵抗を感じる秋丸だったが、いざ実践してみると、ジャガイモの甘味とツユの旨味のマリアージュに感動する。
実在店舗が登場
本作に登場する立ち食いそば屋は、実在店舗または、実在店舗をモデルにした店である点が大きな特徴である。第1話で秋丸とじゅりなが出会った店は、立ち食いそば好きには有名な東神田の「そば千」。作中にも登場するオキアミの天ぷらを乗せた「あみ天」が人気の店である。第2話、第6話に登場するのは秋葉原の「川一」。天玉そばの他、「観音池ポーク」という銘柄豚を使用した肉そばが絶品の人気店である。他にも十割そばの「嵯峨谷」、じゅりなが初めて入った立ち食いそば屋、おなじみ「富士そば」道玄坂店などが毎回登場する。
登場人物・キャラクター
秋丸 泰造 (あきまる たいぞう)
サラリーマン歴20年、42歳の中年男性。趣味は立ち食いそば屋巡りで、かれこれ十数年食べ歩きを続けており、都内の立ち食いそばに詳しい。立ち食いそば屋で出会った金髪ギャルのじゅりなに気に入られ、二人で立ち食いそば屋を食べ歩く「ソフレ(そばフレンド)」となった。じゅりなからは「あみ天をくれた50代男性(実際は42歳)」という意味で「アミーゴ」というあだ名を付けられた。また、ミクシィで知り合った立ち食いそば仲間の「江戸っ子さん」からは「あきぴょん」と呼ばれている。
百瀬 じゅりな (ももせ じゅりな)
日焼けサロンで働く、ゴリッゴリのギャル。ピンク色のメッシュが入った長い金髪、巨乳が特徴。2年前、クラブからの朝帰りで「富士そば」を食べたのがきっかけで立ち食いそばにはまった。立ち食いそば屋で、泰造と天ぷらをシェアしたことをきっかけに、「ソフレ(そばフレンド)」になろうと提案。二人で立ち食いそばを食べ歩くようになる。タメ口で馴れ馴れしいが性格は良い。麺を持ち上げ具材と位置をひっくり返す「天地返し」のことを「天リバ」、「マジ?」のことを「マ?」というなど、独特の言葉遣いをする。
クレジット
- 原案
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本橋 隆司







