つりこまち

つりこまち

山崎夏軌の代表作。釣りがオリンピックの正式種目となった架空世界の日本が舞台。わずか9歳で歴史ある釣り大会で優勝した天才釣り少女、館山真理萌(マリモ)は、ある事故が原因で釣りのロマンを捨ててしまう。高校生になったマリモが、アメリカの釣り少女との出会いをきっかけに、釣りで金メダルを目指す青春ストーリー。スクウェア・エニックス「ヤングガンガン」2021年No.06から2024年No.18まで連載。2026年秋、実写映画(劇場)化。

正式名称
つりこまち
ふりがな
つりこまち
作者
ジャンル
釣り
 
青春
レーベル
ヤングガンガンコミックス(スクウェア・エニックス)
巻数
既刊7巻
関連商品
Amazon 楽天

ガール・ミーツ・ガールのフィッシングストーリー

香川県に住むマリモは、釣り具店を経営する祖母と二人暮らしをする女子高生。9歳にして歴史ある海外の釣り大会で優勝した天才少女で、「オリンピックで金メダルを取ること」が夢だった。しかし、自分のために母親が命を落とした水難事故以来、夢を封印。6年後の現在は生活のためだけに魚を釣る日々を送っていた。そこに現れたのが、アメリカの釣り少女でオリンピック代表候補のテトラ・カーディナル。幼い頃、テレビでマリモの優勝を見て感動したテトラは、わざわざ憧れのマリモに会いにきたのである。テトラとの出会いをきっかけに、母の夢が「マリモの釣り」だったことに気づいたマリモは、再び金メダルの夢を追いかけることに。2年後に開催されるケアンズオリンピックでの再会を約束し、アメリカに発つテトラを見送る。

個性的な少女たちが多数登場

情熱的なアメリカ人の少女、テトラの他にも、個性的な少女たちが多数登場するのが本作の大きな特徴である。マリモの幼馴染(おさななじみ)の柳乃莉は、幼い頃から夢を応援しマリモの監督を自称していた少女。再びオリンピックを目指すマリモの監督役として改めて彼女を支える。中学生ながら現役のバスプロである有手瑠奈は、ゴスロリファッションの美少女で、高飛車なお嬢様キャラクター。香川県で開催されたバスフィッシング大会で出会ったマリモをライバルとして認識する。バスプロの最強女王、長江美久利は、マリモの母に釣りを習った姉弟子だが、オリンピック代表の椅子を巡って戦うことになる。他にも、砂浜釣りの「ど遠投ガール」こと福岡県の八重崎翔、雷魚の最大体長日本記録保持者で、オカルト釣法で知られる京都府の少女、布袋葵といった様々なライバルたちがストーリーを盛り上げる。

釣り好きの作者による本格的な釣り描写

瀬戸内海沿いで生まれた作者の山崎夏軌は、徒歩1分のところに海がある場所で育ち、気がつけば釣りをしていたという。そんな釣り好きの作者ゆえに、本格的な釣り描写が本作の魅力の一つ。実在する釣り具メーカーの紹介や、釣り竿(ロッド)の長短によるメリットとデメリット、ルアー(疑似餌)だけを使うバスフィッシングでの人間と魚の駆け引きなど、釣り道具の基本知識から魚の特性に合わせた高度なテクニックまでを丁寧に解説。釣りの経験者だけではなく初心者もフィッシングバトルを楽しめるようになっている。

登場人物・キャラクター

館山 真理萌 (たてやま まりも)

釣具店を経営する祖母と二人暮らしをしている女子高生。香川県在住で、作中では「マリモ」と表記される。天才釣り少女として名を馳(は)せるが、母の水難事故をきっかけに、釣りのロマンを追い求めることをやめていた。アメリカのオリンピック代表候補のテトラとの出会いをきっかけに釣りの世界に戻り、オリンピック日本代表を目指すことになる。天性の腕前と釣りに対する真摯な姿勢で、数々の困難を克服していく。

テトラ・カーディナル

16歳の女子高生。オリンピック種目「釣り」のアメリカ代表候補で最強クラスの実力者。金髪のロングヘアと赤い大きなリボンが特徴で、情熱的で明るく真っ直ぐな性格をしている。子供の頃、マリモの活躍をテレビで見て世界一の釣り師を目指すようになる。憧れのマリモに会うために日本語を勉強して来日し、金メダルの夢を諦めていたマリモに再び火をつける。

書誌情報

つりこまち 7巻 スクウェア・エニックス〈ヤングガンガンコミックス〉

第1巻

(2021-08-25発行、978-4757574342)

第2巻

(2022-02-25発行、978-4757577572)

第3巻

(2022-07-25発行、978-4757580404)

第4巻

(2023-02-25発行、978-4757584181)

第5巻

(2023-09-25発行、978-4757588110)

第6巻

(2024-03-25発行、978-4757591226)

第7巻

(2024-10-25発行、978-4757594838)

SHARE
EC
Amazon
logo