やめろ好きになってしまう

やめろ好きになってしまう

もりぐちあきらの初連載作品。舞台は日本の高校。他人の本性を冷静に見透かす男子高校生、松浦吾妻は、ある日突然隣のクラスの美少女、厳木紗代(きゅうらぎさよ)にアプローチされる。陰キャな松浦があざとい紗代の言動に翻弄される姿を描いた学園ラブコメディ。集英社「となりのヤングジャンプ」で2023年9月22日に配信された読み切りが好評を得て連載化。同サイトにて2025年3月14日から連載。第38話より「週刊ヤングジャンプ」でも連載(2026年2月5日発売の2026年10号から)。2026年に「次にくるマンガ大賞2026」コミックス部門第7位を獲得。

正式名称
やめろ好きになってしまう
ふりがな
やめろすきになってしまう
作者
ジャンル
ラブコメ
 
青春
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊4巻
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ツインテール美少女の急接近

非モテの男子高校生、松浦が、陽キャの美少女、厳木からの急接近に翻弄される様子を、脳内のモノローグを軸に描いた学園ラブコメディ。ある日の放課後、隣のクラスの厳木に声をかけられた松浦が、委員会室の片付けを手伝うことから物語は始まる。同じ環境委員の二人は、月に一度の委員総会で顔を合わせるだけの些細な間柄のはず。それにもかかわらず、厳木は体を寄せてきたり、寝転がって肌を露出したりと、あからさまな態度を示す。彼女のことを「多くの男達を手駒にしてきた邪悪な存在」だと思い込む松浦は、厳木の軽いボディタッチをさりげなくかわし、何とか事なきを得た。しかし、この日の出来事は序章に過ぎず、翌日から厳木の猛アプローチが続くことになる。

あざとい美少女×こじらせ陰キャ男子

厳木は松浦の隣のクラスの陽キャグループのメンバーの一人。あどけないツインテールが特徴の美少女である。一方の松浦は対照的な存在で、地味な陰キャで弱者を自認している。長年上っ面を取り繕ってきたため、相手の本性を容易に見透かせると自負している。対人関係においては常に冷静だが、厳木のような美少女にアプローチされるのは初めてである。あざとく見える態度が、男を手なずける罠なのか自分への好意なのか、判断できずに脳内はパニックになる。なかなか厳木を信じることができないこじらせ思春期男子のリアルな感情描写が本作の大きな魅力となっている。

縮まっていく二人の距離

まもなく春休みを迎える、1年生の3学期から物語は始まる。委員会室の掃除での突然の接近の翌日、松浦は厳木からラインの交換を求められ、夜には女子との長電話を初体験する。一緒に下校して手をつなぐ、大型商業施設でプリクラ撮影をする、一緒に蕎麦を食べにいくといったイベントを経て二人は2年生に進級。クラスメイトになった二人は、相談して同じ委員になり、文化祭や体育祭などの学校行事への参加、お互いの家への初めての訪問といったイベントを重ねていく。本作は高校生の日常をベースにしたテンポのよいストーリー展開が特徴で、確実に縮まっていく二人の距離を少しずつ丁寧に描いていく。

登場人物・キャラクター

松浦 吾妻 (まつうら あずま)

南高(みなみこう)に通う男子高校生。初登場時は1年3組の生徒。部活動は行っておらず中学時代から帰宅部。友だちが少ない陰キャで、長年上っ面を取り繕って生きてきたため、人の本性を見抜けると考えている。ある日突然、陽キャな美少女の厳木にアプローチされて戸惑う。考えすぎてしまうクセがあり、いつも脳内で理性と感情を戦わせている。

厳木 紗代 (きゅうらぎ さよ)

南高に通う女子高校生。初登場時は1年4組の生徒。ツインテールが特徴の美少女で陽キャグループの一員。中学時代はバスケット部に所属しており運動神経もよい。明るく無邪気で、あざといく見える言動が特徴。ある日突然、松浦にアプローチを始める。

書誌情報

やめろ好きになってしまう 4巻 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉

第1巻

(2025-10-17発行、978-4088937458)

第2巻

(2025-11-19発行、978-4088938400)

第3巻

(2026-04-17発行、978-4088940946)

第4巻

(2026-08-19発行、978-4088941981)

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