厳格な進学校オメガ高校では生徒会が絶対的な権限を持つ
オメガ高校は、恋愛やおしゃれ、娯楽はもちろん、冷暖房の使用までも禁止された、学業に専念するための厳格な進学校である。運営方針を決める生徒会役員は選挙ではなく、成績優秀者が自動的に就任する仕組みとなっている。成績トップのユリアは自動的に生徒会長に就任し、その権限を駆使して校則や学校行事、テストの内容に至るまで次々と改革を進めていく。しかし、3年生の生徒会副会長の野口秀一朗はそれを快く思わず、ユリアを会長の座から引きずり下ろそうと画策を始める。
勉強だけではない人生の楽しさ
ユリアが勉強以外の行事に力を注ぐたびに、副会長の秀一朗や理事長の福澤ゆずきから妨害を受ける。一方で、生徒たちは当初、ユリアの強引なやり方に戸惑いを感じていた。しかし、無理やりイベントに巻き込まれるうちに、次第にその楽しさや息抜きの大切さに気づき、彼女の考えに共感するようになる。「勉強だけができる人生はつまらない」というユリアの信念こそが、本作の重要なテーマとなっている。
多彩な恋愛模様が織りなす賑やかなスクールライフ
ユリアとシュリは、周囲が呆れるほどのラブラブぶりを見せつける相思相愛のカップル。一方で、秀一朗に思いを寄せる女子生徒も多く、彼をめぐる恋の駆け引きが繰り広げられている。また、ユリアの友人の当麻エリは、勉強はやや苦手ながらもアイドル並みの美貌を誇り、口調は厳しいものの、彼女に優しく接する副会計長、石川の淡い恋心も見逃せない。賑やかなスクールライフの中で、登場人物たちが織りなす多彩な恋愛模様も、本作の大きな魅力の一つとなっている。
登場人物・キャラクター
相川 ユリア (あいかわ ゆりあ)
オメガ高校に通う1年生の女子。生徒会長を務めている。2月11日生まれ、血液型はB型。緑色の縦巻きロールの髪をツインテールにまとめ、頭頂部には大きなリボンをつけている。小中学校時代には全国テストで連続トップの成績を収め、オメガ高校には満点で主席合格を果たした。入学早々には3年生の修一朗を抜いてトップの成績を獲得し、生徒会長に就任している。座右の銘はアインシュタインの言葉「天才とは努力する凡人のことである」で、何か決意をする時には歴史上の偉人の言葉を引用して話す。彼氏のシュリと共に楽しい高校生活を送るため、オメガ高校の校則や行事の改革に取り組んでいる。5か国語をあやつるマルチリンガルで、動物ともコミュニケーションを取ることができる。
江原 シュリ (えはら しゅり)
オメガ高校に通う1年生の男子。相川ユリアの彼氏で10月15日生まれ、血液型はB型。金髪をショートカットにしている。生徒会には所属していないが、校内の成績はつねにトップ10以内に入っている。ユリアの弱点と見なされ、一時期は理事長のゆずきの付き人を務めていたが、ゆずきに対しては強気に反論するなど、意外な一面も持ち合わせている。探偵事務所の跡取りであり、中学時代にユリアの勉強方法を調査する依頼を受けたことをきっかけに彼女に接近し、その後交際を始めた。場違いな場面でも本を持ち歩くことがあるが、シュリが所持している本には盗聴器や小型カメラが仕込まれており、情報収集のために携帯している場合もある。
書誌情報
エリートジャック!! 12巻 小学館〈ちゃおコミックス〉
第1巻
(2012-12-26発行、978-4091351302)
第2巻
(2013-07-26発行、978-4091355454)
第3巻
(2013-12-25発行、978-4091357168)
第4巻
(2014-07-01発行、978-4091362698)
第5巻
(2014-11-28発行、978-4091366061)
第6巻
(2015-07-01発行、978-4091375193)
第7巻
(2016-03-01発行、978-4091383075)
第8巻
(2017-04-27発行、978-4091391995)
第9巻
(2019-11-28発行、978-4098706495)
第10巻
(2020-01-31発行、978-4098707386)
第11巻
(2021-03-31発行、978-4098712908)
第12巻
(2021-08-26発行、978-4098714650)








