ゾンビ世界でハーレムをつくろう！

ゲームが趣味で恋愛経験のない高校生の晃太郎は、文化祭の日に突如として学校がゾンビであふれかえるという非日常に直面する。ゾンビは人間に噛みつくことで増殖し、周囲の人々は次々と異形の姿へと変貌していく。そんな混乱の中、晃太郎のゲーム仲間であり、彼が思いを寄せる希空の親友でギャルの木戸かなが、ゾンビに太ももを噛まれてしまう。処女のまま死ぬのは嫌だと感じたかなは、自分を助けてくれた晃太郎に懇願し、性行為に及ぶ。すると驚くべきことに、かなの太ももにあった噛み痕が徐々に薄れていった。実は晃太郎には、ゾンビ化の初期状態の女性と性行為をすることで、その進行を抑制するという特殊な能力があったのだ。この事実を知った晃太郎はかなとペアを組み、この終末世界を生き抜くことを決意する。安住の地を求めて旅に出た晃太郎は、その特殊能力を駆使して多くの女性を救い、やがて世界を救う存在となっていく。

晃太郎の相棒であるかなは、文化祭当日に晃太郎が好意を寄せる希空の紹介で出会った陽キャ女子。晃太郎が身を挺して彼女を守ったことをきっかけに、かなは彼に愛情を抱くようになる。派手なメイクと露出度の高いファッションを好む典型的なギャルで、明るく軽快な言動が彼女の魅力となっている。家族の生死すら不明な絶望的な世界の中で、彼女の屈託のない明るさは何度も晃太郎の心の支えとなっている。一度ゾンビに太ももを噛まれたものの、その後晃太郎との性行為によってゾンビ化を免れたという特殊な経緯があり、そのためか彼女は人間離れしたパワーを身につけている。建物のドアを容易に破壊したり、飛び蹴りでゾンビの頭部を吹き飛ばしたりと、晃太郎を助ける頼もしい存在だ。ギャルという外見とは裏腹に、晃太郎と出会うまでは処女であり、恋愛に対して非常にまじめで、一途に晃太郎に尽くしている。

晃太郎は、性行為を通じて相手のゾンビ化を一時的に抑えるという特殊な能力を持つ。しかし、効果は永続的ではないため、その力を維持するには定期的な性行為が欠かせない。最初のパートナーのかなをはじめ、ふだんはクールだが行為中はデレデレになる先輩の井口桃華、性的好奇心が旺盛な極道一家の令嬢、花蓮とその母親、そして生真面目な地方公務員の新藤エマも晃太郎と肉体関係を結び、ゾンビ化を免れている。彼女たちは晃太郎と共に、過酷な終末世界で生き残った人々を救うために奮闘する。そんな中、晃太郎たちは同じく性交によってゾンビ化を抑制する異能者や、ゾンビにまったく認識されない特異な能力者たちとも出会う。しかし、特殊な力を持つ者の中には、その能力を悪用し、一般の人々を奴隷のように支配する非道な者も現れる。晃太郎は、自らの性行為で女性たちを救うと同時に、人道に反する暴虐な支配者たちに対して容赦ない鉄槌を下すことを決意する。