ドラゴンの胃でおやすみ

ドラゴンの胃でおやすみ

西村隆の代表作の一つ。騎士団長が国の象徴であり、民衆のあこがれの的となっているファンタジー世界を舞台にしている。業務中にドラゴンに丸呑(まるの)みされた騎士団長のリサ・リンナは、その巨大な胃の中で青年のアモンと出会う。奇妙な環境の中で、思いがけず長期の休暇を過ごすことになったリサの、のんびりとした日常を描いたスローライフファンタジー。講談社「週刊ヤングマガジン」2026年11号から連載の作品。

正式名称
ドラゴンの胃でおやすみ
ふりがな
どらごんのいでおやすみ
原作者
大橋 ユウ
作画
ジャンル
ファンタジー
レーベル
ヤンマガKCスペシャル(講談社)
巻数
既刊3巻
関連商品
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ドラゴンの胃の中で癒されるファンタジー

本作は「休息」と「スローライフ」をテーマに、若くして人々のあこがれとなった王国騎士団長のリサを主人公に据えている。かつて多忙な日々に追われ、あきらめていた趣味や新たな挑戦に没頭しながら、上司の言いなりだったこれまでの人生を見つめ直していく。温泉やグルメを中心に、地上ではなかなか味わえないロマンあふれる休息や娯楽も数多く登場する。また、半年前から共に過ごす相棒、アモンの存在が、彼女の孤独を癒している。彼との交流を深めながら、奇妙でのんびりとした長期休暇の日常を通じて、多忙な現代人に本当の安らぎや息抜きの大切さを問いかける作品となっている。

ドラゴンに丸呑みされたリサの休暇

騎士団長を務めるリサは、アルディア王国で最強と称(たた)えられ、国民からのあこがれの的だが、その実態は部下と上司の板挟みに悩む中間管理職で、多忙な業務に追われてまともな休暇も取れていなかった。そんなある日、業務中に巨大なドラゴンと交戦したリサは、蓄積した過労がたたってまさかの敗北を喫してしまう。目を覚ますと、そこはなんとドラゴンの胃の中だった。必死に脱出を試みるリサを制止したのは、謎の青年、アモンだった。そんな中、周囲を見渡すと、消化液どころか豊かな自然が広がり、アモンが設営したテントなど快適な居住空間まで整っていた。すでに半年前からここで暮らしているというアモンの提案を受け、リサはドラゴンの胃の中で長期休暇を過ごし、疲れた体を癒すことになる。

リサの新たな日常と過去の人間関係

リサは、ドラゴンの胃の中でのんびりとしたスローライフを満喫していた。園芸や家づくり、未知の料理に挑戦しながら、ドラゴンが飲み込んだ巨大モンスターの骨を利用して建てた家で暮らしている。ある日、アモンの提案で趣味を楽しむことになったリサだったが、激務に追われていた自分には趣味すらなかったことに気づき、アモンの勧めで読書を始める。一方、地上では行方不明となったリサを捜す部下のミゲルが、雨の降る町で謎の美女、レインと出会っていた。物語は当初、リサとアモンのサバイバルやスローライフが中心だったが、途中からミゲルやレインの視点で地上の様子も描かれ、それぞれの人間関係や過去が徐々に明らかになっていく。

登場人物・キャラクター

リサ・リンナ

アルディア王国の第17代騎士団長を務める女性。国民のあこがれを一身に集めているが、その実態は上司にこき使われ、部下から陰口を叩(たた)かれる中間管理職として日々苦労している。生真面目(きまじめ)に激務をこなしていたものの、過労が原因で討伐対象のドラゴンに丸呑みされてしまう。ドラゴンの胃の中でアモンと出会い、その後は長期休暇を名目に未知のグルメや休息を満喫している。多忙だった頃は没頭できる趣味がなかったが、アモンの勧めで始めた読書に夢中になっている。

アモン

リサが来る半年前からドラゴンの胃の中で暮らしている青年。金髪ロングヘアで、頭にゴーグルをつけている。穏やかで飄々(ひょうひょう)とした優しい性格だが、その素性や過去には謎が多い。迷い込んでからの半年間、生活環境を整えながら過ごす中でリサと出会った。氷魔法をはじめとする多彩な魔法をあやつり、食材の保存にも役立てている。読書家で、リサからも騎士団に入団できると評価されるほどの強大な魔力の持ち主。

クレジット

原作

大橋 ユウ

書誌情報

ドラゴンの胃でおやすみ 3巻 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉

第1巻

(2026-05-01発行、978-4065433607)

第2巻

(2026-07-06発行、978-4065442517)

第3巻

(2026-09-17発行、978-4065448373)

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