パーフェクトグリッター

パーフェクトグリッター

をのひなおのデビュー作『明日、私は誰かのカノジョ』完結から約1年後に連載を開始した作品。舞台は現代の日本。友達がいない岡野桃子(モモ)は、SNSの数少ない「いいね」を糧に彩りのない毎日を過ごしていたが、憧れのインフルエンサー、ワタナベイチカからDMを受け取り親密になっていく。イチカとの夢のような毎日を過ごしていたモモが、ある事件をきっかけにダークな世界へ足を踏み入れることになるガールズサスペンス。Cygames「サイコミ」にて2024年11月15日より連載。

正式名称
パーフェクトグリッター
ふりがな
ぱーふぇくとぐりったー
作者
ジャンル
サスペンス
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊4巻
関連商品
Amazon 楽天 小学館eコミックストア

モモの暗い日常と飛び降り事件

郊外で両親と暮らし、弁当屋でアルバイトをしている岡野桃子(モモ)には友達がいない。同級生たちが当たり前に就職し結婚する中、モモは誰とも繋がっていないという孤独を感じていた。そんなモモは、可愛い服と派手な化粧で変身し、SNSに自撮り写真をアップしては、少ない「いいね」を糧に漫然と毎日を過ごしている。そんなある日、憧れのインフルエンサーであるワタナベイチカからのDMがきっかけで、2人は頻繁に会うようになる。それ以降、イチカに心酔するモモは天国のような日々を過ごすが、ある事件によって終りを迎える。「たすけて」というメッセージの後、イチカは音信不通となり、道に倒れたイチカらしき女性の動画が拡散されたのだ。動画は、池袋のラブホテルから飛び降り自殺したと言われていた。モモはイチカが生きていることを信じ、必死になって行方を捜し始める。

知られざるイチカの裏の顔

モモは、イチカがフォローしていたアカウントにDMを送り、直接会って手がかりを得ようとする。その一人がインフルエンサーの女性、ヤナだった。高校時代、一生懸命ダンスの練習をしてSNSに動画をアップしても、誰にも見つけてもらえずに悩んでいたヤナは、ある日公園でイチカと出会う。イチカと一緒に動画をアップしたことでバズリ、事務所に所属することになったヤナは、イチカのツテでさらに仕事を増やしていく。モモと同じようにイチカを盲信していたヤナだったが、イチカが「抱ける子」だと言って、業界の人に女の子を紹介していることを知る。実際ヤナも身体を使って仕事をもらったが、イチカは「自分はそこまでして仕事をほしくない」と言い放つ。友達だと信じていたイチカに裏切られた経験を持つヤナは、昔の自分のようなモモに「あんな奴捜す価値はない」と忠告する。

様々な謎をはらんで展開するストーリー

モモはガルエージェンシー探偵事務所にイチカ捜索を依頼する。予算が足りず乗り気ではなかったものの、所長の山卯葉介はモモの熱意に押されて依頼を引き受ける。イチカが倒れていた現場を訪れた山卯は、そこで危険ドラッグを吸引するための電子タバコのカートリッジを発見する。それは、イチカの友人であるシュンという男性のものだった。イチカにひどいことを言ったというシュンは、明らかに何かを隠している。また、経営者が集まるパーティに出席していた化粧品会社の中年女性は、なぜかイチカを必死で捜しており、ヤナがイチカの知り合いだと知り接触する。イチカの失踪事件は、様々な謎をはらんだまま展開していく。

登場人物・キャラクター

岡野 桃子 (おかの ももこ)

西東京市で両親と暮らす、20代の女性。愛称は「モモ」。結婚して家を出た姉がいる。弁当屋でアルバイトをしている。頑張っても人の輪に入る事ができず、昔から友達がいたことはなかった。派手な化粧と可愛い服の自撮り写真をSNSにアップし、少しの「いいね」をもらうことでささやかな承認欲求を満たしていた。憧れのインフルエンサー、ワタナベイチカに心酔しており、彼女が行方不明になるとあらゆる方法で捜し出そうとする。

ワタナベ イチカ

岡野桃子(モモ)が憧れるインフルエンサー。ある日、モモをフォローしDMで食事に誘う。以来、頻繁に遊ぶようになりモモの心の支えとなっていく。ある日、モモに「たすけて」というメッセージを残し、行方不明になってしまう。詳しいプロフィールは不明で「恵比寿に住んでいる」「両親は離婚している」「高卒である」などざっくりしたことしかわからない。

書誌情報

パーフェクト グリッター 4巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第1巻

(2025-04-30発行、978-4098633760)

第2巻

(2025-07-30発行、978-4098634866)

第3巻

(2025-11-28発行、978-4098636730)

第4巻

(2026-03-30発行、978-4098638680)

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