概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
クロエ・バーテンベルク
バーテンベルク公爵家の夫人で、アルフォンス・バーテンベルクの妻。元々は日本でOLをしていた27歳の女性「日向楓」。経理業務やイベント企画に卓越した能力を持ち、他人に嫌われることを恐れるあまり、押し付けられた仕事をすべて抱え込んでいた。ある日、限界に達して大きなミスを犯し、会社を解雇されてしまう。これを機に、もっと自分に正直に、前向きに生きようと決意して眠りにつくが、目が覚めると見知らぬ世界の公爵夫人、クロエに転生していた。以前のクロエもかつての楓と同じく臆病な性格だったが、極端に卑屈で、公爵夫人に求められる社交性や管理能力がまったくなかったという点で、楓とは決定的に異なる。そのため、社交界はおろか家中のメイドたちからも軽んじられ、蔑まれる日々を送っていた。しかし、楓が転生してからはまるで別人のように前向きで社交的になり、自分を虐げていた相手にも堂々と立ち向かうようになる。また、OL時代に給料の大半を費やすほどお茶が大好きで、お茶に関する造詣が非常に深い。この世界ではお茶は蛮族の飲み物と見なされているが、それは正しい淹(い)れ方が知られていないだけだった。楓は、その豊富な知識とOL時代に培った能力、そして何よりも身分で人を判断せず、弱い立場の人に親切に接する人柄によって、周囲の人々の心をつかんでいく。
アルフォンス・バーテンベルク
バーテンベルク公爵家の現当主で、クロエの夫。その家柄に裏打ちされた富と権力はもちろん、容姿や才能にも恵まれた青年。多くの女性から思いを寄せられているが、アルフォンス自身は女性に対してまったく関心がなく、ただ跡取りをもうけるためだけに結婚した。結婚に際してアルフォンスが相手に求めた条件は、「バーテンベルク家の権威に影響を及ぼさない下流階級の出身であること」「自分の仕事に干渉しないこと」、そして「自分を愛さない女性であること」だった。クロエが妻として選ばれたのは、これらの条件をすべて満たしていたために過ぎない。臆病な性格のクロエは、感情をいっさい見せず、自分に関心も示さないアルフォンスを恐れており、結婚後13か月ものあいだ、ほとんど夫婦の交流はなかった。しかし、ある日を境にクロエが積極的に接するようになり、お茶を通じて彼女の機転のよさや豊富な知識を知るうちに、アルフォンスも次第に彼女に興味を抱くようになる。なお、アルフォンスが感情を表に出さないのは、幼少期から先代当主である父親によって施された厳格な帝王学の教育によるものである。その影響から、無意識のうちに一種の自縄自縛(じじょうじばく)に陥っているところがある。
クレジット
- 原作
-
Lee Jiha
書誌情報
公爵夫人の50のお茶レシピ 11巻 KADOKAWA〈フロース コミック〉
第1巻
(2021-08-05発行、978-4046805706)
第2巻
(2021-12-27発行、978-4046810540)
第3巻
(2022-07-05発行、978-4046815378)
第4巻
(2023-04-05発行、978-4046820815)
第5巻
(2023-10-04発行、978-4046829474)
第6巻
(2024-03-05発行、978-4046834461)
第7巻
(2024-10-04発行、978-4046840707)
第8巻
(2025-03-05発行、978-4046845870)
第9巻
(2025-08-05発行、978-4046850478)
第10巻
(2026-01-05発行、978-4046855664)
第11巻
(2026-06-05発行、978-4046601452)








