吉浦 康裕

アニメ監督、脚本家。大学在学中に自主アニメーションの制作を開始し、2000年に個人スタジオスタジオ六花を設立。2001年に『キクマナ』を発表してデビューすると、同作はジャパンデジタルアニメーションフェスティバル2001でトムシート賞を受賞するなど、デビューと同時に注目が集まる。卒業後はフリーランスとして地元でアニメーション制作業を営み、その傍ら『ペイル・コクーン』を制作、2005年に公開して第19回東京国際映画祭にて招待上映されるなど、評価が集まる。これを機に上京し、続く2008年の『イヴの時間』をネット公開すると、その完成度と世界観で一気に知名度が高まり、東京国際アニメフェアOVA部門で優秀作品賞を受賞。2010年に劇場作品として東京と大阪で公開するヒット作になる。現在も自身原作・脚本のアニメーション作品を制作、精力的に活動中。