君は夏のなか

君は夏のなか

古矢渚の代表作の一つ。続編に『君と夏のなか』がある。現代日本の高校が主な舞台。佐伯千晴と戸田渉は、映画好きという共通点を持つ男子高校生。夏休みに聖地巡礼をすることになった二人が、次第に距離を縮めていく姿を描いた青春劇。 一迅社「gateau」2016年9月号から2017年7月号まで連載。2026年7月にテレビドラマ化。千晴を奥智哉が、渉を杢代和人が演じる。

正式名称
君は夏のなか
ふりがな
きみはなつのなか
作者
ジャンル
BL
 
学園
レーベル
gateauコミックス(一迅社)
巻数
既刊1巻
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二人の出会いと聖地巡礼

ある夏の日、高校2年生の渉が同級生の千晴に突然告白されたことから始まる青春BLストーリー。1年前の初夏、CDショップで出会った二人は、互いに映画好きであることを知って意気投合する。以来親密になり、月に2、3回映画館に行き、互いが観たい映画を交互に観るのが日常となっていた。いつもと同じように映画を観た帰りに告白した千晴だが、受け入れてくれなくてもいいと渉に伝える。ただ「自分の気持ちを知っていてくれればそれだけでいい」という。その代わりに千晴が頼んだのは、夏休みを利用して一緒に『白日の海』という映画の聖地巡礼をしてほしいというものだった。渉はその頼みを受け入れ今まで通り千晴に接するが、映画のロケ地巡りをするうちに次第に気持ちに変化が現れる。なお、二人のCDショップでの出会いの裏話は、『君は夏のなか 初回限定版』の付録小冊子で描かれている。

穏やかイケメン×真っ直ぐタイプのフツメン

千晴は背が高く成績も優秀な学校一のイケメン。女子によくモテるが、高校に入ってからは「好きな人がいる」との理由で告白をすべて断っている。また、性格も穏やかで人当たりもいい。渉はどこにでもいる平凡な、いわゆるフツメン。しかし、芯のある真っ直ぐな性格で、千晴から告白された際も、引いたり馬鹿にしたりせずにしっかりと受け止めた。周囲は、タイプが違う二人の仲の良さを不思議がり、渉が千晴の後を追いかけていると思っているようだが、じつは逆である。積極的なのは千晴の方で、渉は「なぜ自分とばかりつるむのか」と不思議に思っていた。その理由は二人の過去に関係があり、物語の後半で明らかにされる。

登場人物・キャラクター

戸田 渉 (とだ わたる)

高校2年生の男子。身長は166センチメートルで、特別目立つタイプではない、いわゆるフツメン。性格は明るく素直で裏表がない。映画が好きで好みのジャンルは、アクション、コメディ、アドベンチャー、大作シリーズ系。千晴とは趣味友で、月に2、3回は一緒に映画館に行く仲だが、ある日突然告白される。その後二人で、『白日の海』という映画の聖地巡礼を行うことになる。

佐伯 千晴 (さえき ちはる)

高校2年生の男子。身長は178センチメートルで、女子にモテまくる学校一のイケメン。性格は穏やかで人当たりがよくノリも悪くない。映画が好きで好みのジャンルは、サスペンス、ミステリー、SF、緊迫感のあるドラマ系。渉とは趣味友で、月に2、3回は一緒に映画館に行く仲だが、ある日、渉のことが好きだと告白。その後二人で、『白日の海』という映画の聖地巡礼を行うことになる。

書誌情報

君は夏のなか 1巻 一迅社〈gateauコミックス〉

初回限定版

(2017-07-31発行、978-4758077149)

新装完全版

(2026-06-15発行、978-4825100039)

第1巻

(2017-10-07発行、978-4758077446)

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