姉のともだち

姉のともだち

高瀬わかの代表作の一つ。現代日本を舞台に、姉と二人暮らしをしている五十嵐旭と、彼らの家に家族のように入り浸る姉の親友、筧日向子の日常や恋愛模様を描いた、両片思いのじれキュンラブコメディ。集英社「となりのヤングジャンプ」で2023年3月から配信の作品。2025年11月には、本作のボイスコミックがYouTubeで公開され、旭を梶原岳人、日向子を羊宮妃が演じている。

正式名称
姉のともだち
ふりがな
あねのともだち
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊4巻
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両片思いの年の差コメディ

本作は、「距離感バグり美形ギャル×おかん系オタク男子」という対照的な二人を軸に、高校生の旭と彼の姉の友人である日向子の日常を描いた年の差ラブコメディ。旭は昔から日向子に思いを寄せているものの、無防備で距離感が近すぎる彼女に振り回されることが多い。一方、日向子もまた以前から旭に好意を抱いており、お互いに思い合いながらもすれ違い続ける、いわば両片思いの関係が物語の中心となっている。そんなもどかしい二人の関係の変化や、不器用な恋の行方が本作の最大の見どころとなっている。

姉の友人、日向子とのもどかしい日常

高校生の五十嵐旭は、3歳年上の姉、月子の進学を機に同居を始め、マンションで二人暮らしをしている。しかし、月子の親友の日向子が頻繁に家に入り浸るようになり、留守がちな姉よりもむしろ日向子と過ごす時間が増えていく。旭は中学生の頃から一途に日向子を思っていたが、家でくつろぐ彼女を見ているうちに、自分は弟のようにしか見られていないと思い込み、異性として意識されていないとあきらめていた。一方、日向子も密かに旭を意識し、さまざまなアプローチを試みるものの気づいてもらえず、彼への思いをあきらめかけている。こうしたすれ違いが重なり、二人はお互いに片思いのまま、もどかしい日々を過ごしている。

水族館デート中のハプニング

日向子が水族館に行きたいと言い出したことをきっかけに、旭は彼女と二人で水族館へ出かけることになった。ふだんは家でいっしょに過ごすことが多かった旭と日向子だが、二人きりで外出するのはこれが初めてだった。互いに緊張しながらも、特別な時間を楽しんでいた。そんな中、水族館で偶然出会った月子も加わり、三人で遊ぶことになった。しかし、突然現れた月子の家庭教師の教え子、空木が月子を連れ去ってしまい、彼女を心配した日向子は旭を巻き込んで尾行を始める。旭はこの日の出来事や、日向子の誕生日を機に、彼女との距離を少しずつ縮めていく。

登場人物・キャラクター

五十嵐 旭 (いがらし あさひ)

日向子の友人である月子の弟で、男子高校生。黒髪に眼鏡をかけたオタクで、日向子からは「あっくん」と呼ばれている。大学進学のために実家を離れた姉の月子と二人暮らしをしているが、日向子も頻繁に訪れるうちに、半ば同居状態となっている。幼い頃から日向子に一途な恋心を抱いているものの、彼女からは弟のようにしか見られていないと感じており、恋愛を半ばあきらめかけている。月子や日向子の分まで家事や料理をしっかりとこなす、面倒見のよい一面を持つ。中学生時代はバスケットボール部に所属していたが、高校では女子が多いと知りつつも料理部に入部した。

筧 日向子 (かけい ひなこ)

旭の姉である月子の友人で、女子大学生。金髪のロングヘアにギャル風の巨乳美女で、旭からは「ひーちゃん」と呼ばれている。中学時代から月子と親しく、初めて月子の家を訪れた際に旭と出会った。明るく奔放な性格で、姉弟の家を頻繁に訪れては、まるで自分の家のようにくつろいでいる。趣味は読書だが、友人の前で本を読むとふだんのイメージと違うとからかわれるため、外ではあまり読書をしないようにしている。旭にさまざまな方法でアプローチを試みているものの、彼からは異性として意識されていないと誤解しており、旭の恋心にも気づいていない。

書誌情報

姉のともだち 4巻 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉

第1巻

(2024-03-18発行、978-4088931937)

第2巻

(2025-03-18発行、978-4088936529)

第3巻

(2025-11-19発行、978-4088938967)

第4巻

(2026-04-17発行、978-4088941806)

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