概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
赤城 奏丈 (あかぎ かなた)
現代に生きる男子高校生。年齢は17歳で、代々続く魔術師の家系に生まれながらも、父親の代で廃業したため、正式な魔術教育は受けていない。しかし、「触れた物体の運動速度を遅くする」という特殊な魔術を使うことができる。父親の事業失敗をきっかけに両親は離婚し、現在は母親と妹と共に都内で暮らしている。ある日、かつて魔術師だった亡き祖母の遺品整理をしている最中、不思議な力を持つ砂時計を誤って起動させてしまい、1945年8月の太平洋戦争下の帝都へ向かう汽車の車内にタイムスリップしてしまう。タイムスリップ直後、謎の甲冑(かっちゅう)の男と魔術師の少女、九十九の戦いに巻き込まれ、思いがけず「聖杯戦争」におけるセイバーのマスターに選ばれてしまう。友人から借りたライトノベルのような異常事態に戸惑いながらも、九十九が若き日の祖母であることに気づいた奏丈は、彼女を救うため、過酷な争いの渦中へと身を投じていく。
藤宮 九十九 (ふじみや つくも)
1945年8月の帝都で「聖杯戦争」に参加する魔術師の少女。年齢は17歳で、土着魔術師の家系である藤宮家の五代目当主であり、「魔力を液体に込めて霧のようにあやつる」という独自の魔術を使いこなす。父親は海軍の将校だったが、出征先で乗艦が沈没し、生死不明となっている。母親は日本帝国陸軍の魔術兵器開発計画に参加していたが、ある事件をきっかけに協力を拒否したため、口封じとして命を奪われ、藤宮家も焼き払われてしまう。難を逃れた九十九だけが生き残り、天涯孤独の身となった。それから2年後、聖堂教会の申し出を受けて聖杯戦争に参加するため、帝都へ向かう汽車の中で、彼女は謎の甲冑の男に襲撃される。その際、偶然出会った青年、奏丈を助けるが、混乱の中で本来彼女が結ぶはずだった英霊との契約を、彼が結んでしまうという不運に見舞われる。結果として、戦いの覚悟もない奏丈と共に聖杯戦争に身を投じることになる。九十九の聖杯への願いは「明るい未来」。なお、彼女は奏丈の実の祖母にあたるが、彼が未来から来た自身の孫であることには気づいていない。
セイバー
現代のライトノベルを媒介にして帝都へ召喚された英霊の少女。クラスはセイバーで、マスターは奏丈である。浅葱(あさぎ)色の羽織を身にまとった剣士で、新撰組の関係者と推測されている。雪椿のように華奢(きゃしゃ)で白い肌を持ち、その容姿は幕末の剣士とは思えないほど可憐である。しかし、その実力は折り紙付きで、ほかの英霊を圧倒する剣術の冴(さ)えに加え、銃の射程距離を一瞬で詰める、まるで空間跳躍のような技を使いこなす。凄惨な刃傷(にんじょう)沙汰を日常として受け入れており、特に人の生死に対して非常に割り切った考えを持っている。マスターである奏丈の邪魔になると判断すれば、共闘相手であるはずの九十九でさえ躊躇(ちゅうちょ)なく切り捨てようとするほど冷徹であり、その容赦のなさに奏丈はしばしば戸惑わされている。
クレジット
- 原作
-
経験値 , TYPE-MOON
書誌情報
帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline 6巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉
第1巻
(2020-06-03発行、978-4041094587)
第2巻
(2020-12-04発行、978-4041094594)
第3巻
(2021-12-03発行、978-4041113677)
第4巻
(2023-02-03発行、978-4041127148)
第5巻
(2024-02-26発行、978-4041143469)
第6巻
(2025-12-04発行、978-4041156681)








