概要
北海道立森林高校に通っている2年生の少年。スポーツに打ち込む女性が大好きで、所属、種目を問わず競技に打ち込んでいる女性を見ることに青春を懸けている正真正銘の変態ストーカー。試合観戦においては口からよだれを垂らしながら凄まじいテンションで声援を送るため、ドン引きされている。ただし明るく温厚な性格であるため、変態ではあっても陰湿さとは無縁で、容姿も整っているため見た目の不快感はさほどではない。
また、薔薇咲夏や荒神雷、執行青馬など、男性のスポーツ選手や監督などに対しても敬意を表する傾向があるが、轟猛彦のようなただ傲慢なだけで選手の長所を見ようともしない人物には怒りをあらわにする。子供の頃から運動が苦手で、小学校の運動会では100メートル走を走りきれず、高校生の現在でも3段の跳び箱を跳ぶことすらできない。
反面、頭脳は非常に明晰で、学校の定期テストでは毎回満点を獲得している。また、子供の頃からさまざまなスポーツを自らの目で見ているため、選手の状態や試合の様子を一目で把握し、対策などを瞬時に編み出す戦術眼を持っている。そのうえ、説明やアドバイスなども非常に上手く、選手の素質を引き出すことに長けている。
現在熱を上げている薔薇紅羽にもその戦術眼と指導力を高く評価されており、高校生でありながら花籠女学園アイスホッケー部の監督に就任する。自分と同じスポーツ選手を愛する人たちをライバルではなく同志と考えており、動画投稿サイトに、紅羽と咲夏のファン番組である「領民の集い」を毎週投稿し、紅羽と咲夏のみならず、常磐木松明自身のファンを集めている。
このように、分析能力のみならずエンターテイナーとしての才能も突出していることから、スポーツ選手のファンなどからは「常磐木先生」と呼ばれ、敬われている。また、かつて助けてあげた宮城野小萩からも「王子様」と呼ばれ慕われている。
クールな紅羽や咲夏とは話が噛み合わないことが多いが、アイスホッケーの戦術に関しては非常に高度な会話をたびたび行っており、勝利に貪欲な面も共通している。幼なじみの白樺武郎とは仲が良く、お互いを「たいちゃん」「カバちゃん」と呼び合っている。かつてテンプル騎士女学園アイスホッケー部に所属していた桜花咲耶に憧れており、親しくしていたが、彼女が怪我で引退してからはショックのあまり記憶を封印している。
このことが運動する女子を愛してやまない理由の1つとなっている。
登場作品
氷球姫×常磐木監督の過剰な愛情 (ひょうきゅうひめ ときわぎかんとくのかじょうなあいじょう)
ある学校の女子選手をひたすらストーキングしていた少年が、その戦術眼を買われることによってその女子選手の所属するアイスホッケー部の監督となり、ともに世界制覇を目指していくスポーツ漫画。「週刊少年サンデー... 関連ページ:氷球姫×常磐木監督の過剰な愛情
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