概要
日本の漫画家。男性。中学の頃から心臓弁膜症を患う。1960年、15歳のときに貸本マンガ『必殺奥義』でデビュー。短編誌「忍法秘話」などで活躍しながら、みやわき心太郎らと、短編誌「破(ブレイク)」を刊行する。その後、白土三平の赤目プロでアシスタントを勤めながら、青年劇画誌「ガロ」「COM」に作品を発表し、高い評価を得る。代表作に『名刀』『おせん』『彩雪に舞う…』など多数。1974年、心臓弁膜症が悪化し30歳で逝去。
ヒストリー
- 1944年1月17日
東京都に生まれる。
- 1960年
「剣豪画集」収録の『必殺奥義』で貸本漫画デビュー。
- 1966年
「ガロ」10月号に『名刀』、12月号に『おせん』を発表。
- 1973年
「ガロ」3月号に『粉雪に舞う…』を発表。
- 1974年3月15日
持病の心臓弁膜症が悪化し逝去。享年30歳。
- 2001年
青林工藝舎より限定3000部の単行本『楠勝平作品集 彩雪に舞う…』が刊行される。
- 2021年
ちくま文庫『楠勝平コレクションー山岸凉子と読む』が発売される。