横辺 建己

横辺 建己

数字であそぼ。(漫画)の主人公。読みは「よこべ たてき」。

登場作品
数字であそぼ。(漫画)
正式名称
横辺 建己
ふりがな
よこべ たてき
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概要

吉田大学理学部に在籍する青年で、おだやかな性格の常識人。奈良県出身。前髪が長めの黒髪ショートヘアにしている。父親譲りの映像記憶の持ち主で、生まれつき見た物をそのまま記憶できるため暗記を得意としている。幼少期から試験ではその能力を活かして全教科で毎回高得点を獲得し、周囲から神童ともてはやされてきた。教師からは物理学者を目指すよう勧められ、いずれノーベル賞を受賞することを夢見ながら吉田大学を受験し、現役合格を果たす。しかし、あくまで公式などを丸暗記しているだけで、真に数学を理解しているわけでないため、大学の数学ではこれまでの暗記法が通用せず、入学初日に受けた「微分積分学」の授業、とりわけ実数の定義(デテキント切断)がまったく理解できないことにショックを受ける。さらに、同じ授業を受けた学生も同じ思いだろうと声をかけたところ、夏目まふゆからわかりやすい講義だったとの一言で自信をなくし、人生初の挫折を経験する。そのまま2年間も大学に通わずに留年し、下宿先の紫陽花荘で雑種犬・だんごの世話をしながら引きこもり生活を送っていた。一単位も取得しないまま、3回生を迎えた春に参加した留年生向け面談をきっかけに、友人を作って大学生活をやり直して卒業を目指す決意を固める。そんな中、同じく二留している北方創介のサポートを受けて再び大学に通うようになるが、数学の期末試験でも理解が追いつかず、猫田賢から買い取った過去問題集を暗記することで乗り切ったこともあった。創介や賢の助言を受けるうちに、これまで自分は丸暗記だけで数学を理解したつもりだったことを自覚し、彼らの助けを借りながら大学での数学に挑んでは、苦悩や葛藤を繰り返しながらも理解を深めようと奮闘する日々を送っている。入学当初は物理専攻志望だったが、数学で大苦戦するうちにほかの専攻に進むか迷うようになり、夏休みの夏期集中講義では生物専攻に進むことも視野に入れるようになる。周囲の奇人・変人たちに囲まれて苦労する常識人に見えるが、大学入学までは周囲からちやほやされることが当たり前であったため挫折や苦労をまったく知らず、創介や甘野からは人としての隙間を埋める必要があると心配されていた。両親や親戚には留年していることを隠し続けていたが、創介たちを連れて久しぶりに帰省した際に、家族に知られてしまう。夏期集中講義の夜に行われた怪談会では、眼鏡をかけた謎の青年の幽霊に遭遇するが、誰にも信じてもらえなかった。

登場作品

数字であそぼ。 (すうじであそぼ)

名門と知られる吉田大学理学部に入学したものの、高校の数学と大学の数学のレベルの違いに苦悩する横辺建己のキャンパスライフや、個性的な学友との交流を描いた青春コメディ。小学館「月刊flowers」2018... 関連ページ:数字であそぼ。

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