概要
漫画家、脚本家、映画監督。男性。子供の頃から油彩画を描いており、将来は画家か映画監督を志望していた。早稲田大学時代には映画研究会に入る。映画の撮影現場の土埃で喘息が悪化し映画の道を断念する。在学中からライターとして活動しており、大学卒業後の1970年に「事件劇画」で劇画漫画家としてデビュー。ペンネームは「出木英紀」。1977年「ヤングコミック」に『天使のはらわた』を連載。翌1978年から日活ロマンポルノで映画化された。シリーズ第2作から著者自身が脚本を手がけ、脚本家としてもデビューした。以降、劇画家として活動しながら多数のシナリオを執筆し、1988年には夢だった映画監督のデビューを果たす。多数の作品を発表し、国内外の映画祭に招待され受賞するなどの経歴を持つ。特に海外から高い評価を得ている。1997年に製作プロダクション「(有)ファムファタル」を設立。『花と蛇』の製作にも協力し、"ハナヘビ現象"を巻き起こし、エロスブームの火付け役ともいわれている。2022年5月22日、がんのため逝去。同年6月9日に製作プロダクションが発表した。
ヒストリー
- 1946年7月11日
宮城県仙台市に生まれる。
- 1970年
「事件劇画」で、劇画漫画家としてデビュー。
- 1977年
「ヤングコミック」に『天使のはらわた』を連載。
- 1978年
『天使のはらわた』が日活ロマンポルノで映画化される。
- 1979年
脚本家としてデビュー。
- 1988年
映画監督としてデビュー。
- 1997年
(有)ファムファタルを設立。
- 2022年5月22日
がんのため逝去。
作品
- 1977年
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作者
関連外部リンク
石井隆の世界 - 公式ファンサイト