蜜と毒~逆恨みの復讐

蜜と毒~逆恨みの復讐

柏屋コッコの代表作の一つ。現代日本を舞台に、幸せな日々を送っていた夫婦、小坂マチコと亮平が、それぞれダブル不倫に陥り、狂気を帯びた不倫相手たちに追い詰められていく姿を描いた愛憎クライシス・サスペンスドラマ。forcsのレーベル「ブラックショコラ」で2017年11月から2020年10月にかけて配信された作品。2024年1月に、テレビドラマ版『蜜と毒』がBSテレ東で放送。小坂マチコを入来茉里、小坂亮平を白石隼也が演じている。

正式名称
蜜と毒~逆恨みの復讐
ふりがな
みつとどく さかうらみのふくしゅう
作者
ジャンル
不倫
 
サスペンス
レーベル
viviON THOTH COMICS(viviON)
巻数
全4巻完結
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ダブル不倫をテーマにした愛憎サスペンス

本作は、夫婦の「ダブル不倫」をテーマに描かれており、主人公はサラリーマンの亮平の妻であるマチコ。信頼していた夫の不倫が発覚し、心身共に疲れ果てたマチコは、感情に流されるまま自身も不倫に走ってしまう。やがて、マチコの周囲で起こる奇妙な出来事をきっかけに、緊張感あふれるサスペンスが展開される。不倫によって大きく歪んでしまったマチコと亮平の夫婦関係の行方が、本作の最大の見どころとなっている。

謎の美女との遭遇から歪み始める運命

二児の母であるマチコは、仕事熱心な夫の亮平を支える良き妻として、職場復帰後の人間関係に不安を抱えながらも、愛する家族と穏やかな日々を送っていた。そんなある日、家の前を掃除していたマチコは、放置された使用済みの生理用品を見つける。さらに、突然訪ねてきた見知らぬ美女にトイレを借すと、そこにも同じように生理用品が残されていた。その夜、帰宅した夫から昼間の不審な美女と同じ香水の香りが漂ってきたことで、マチコは夫の浮気を強く疑い始める。相次ぐ不可解な出来事や職場でのいじめにより精神的に追い詰められたマチコは、後輩の若手社員、大塚圭介と肉体関係を持ってしまう。

不倫と愛憎に翻弄される夫婦の泥沼劇

マチコは、後輩の圭介と過ごす時間だけは、母親であることや、浮気疑惑が絶えない夫の亮平の妻である現実を忘れ、束の間の現実逃避を味わっていた。しかし、次第に罪悪感に耐えられなくなったマチコは、圭介に別れを告げる。すると圭介は激昂(げきこう)し、一方的に復讐を宣言する。一方、亮平もまた、不倫相手の小鳥遊優梨子の異常な執着に悩まされていた。別れを切り出した途端、彼女は自殺未遂を図り、亮平は彼女から離れられなくなってしまう。こうして夫婦それぞれの不倫関係は泥沼化し、愛憎と執着に翻弄されながら、やがて周囲を巻き込む深刻な事態へと発展していく。

登場人物・キャラクター

小坂 マチコ (こさか まちこ)

亮平の妻。娘と息子の育児に励んでいる。パート勤務に復帰したばかりで、仕事熱心な夫の亮平を誠実に支えながらも、職場でのいじめに悩まされていた。それでも家族との日々に幸せを感じていたが、ある日、謎の美女、優梨子が突然訪れ、亮平が彼女と不倫していることに気づいたことで、穏やかな生活が揺らぎ始める。夫への絶望と職場のストレスに精神的に追い詰められたマチコは、一時の感情に流されるまま、後輩社員の圭介と不倫関係に陥ってしまう。

小坂 亮平 (こさか りょうへい)

マチコの夫で、大手商社の部長を務めるサラリーマン。マチコと娘、息子の四人で暮らしている。取引先の社長令嬢・小鳥遊優梨子と不倫関係にあるものの、マチコとは別れるつもりはなかった。しかし、やがて優梨子がわがままな地雷女である本性に気づき、別れを切り出す。ところが、優梨子はマチコへの嫌がらせや自殺未遂といった異常な行動を繰り返し、亮平はその関係から抜け出せなくなってしまう。 

書誌情報

蜜と毒 ~逆恨みの復讐~ 特別愛憎版 全4巻 viviON〈viviON THOTH COMICS〉

第1巻

(2024-01-24発行、978-4910803357)

第2巻

(2024-01-24発行、978-4910803364)

第3巻

(2024-02-28発行、978-4910803371)

第4巻

(2024-02-28発行、978-4910803388)

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